ラフ・湿潤条件
濡れたラフでは、なぜ飛距離が読みづらい?
濡れたラフでは、芝の抵抗で初速が落ちる方向と、芝や水分でスピンが減る方向が同時に起こり得るため、距離の幅が大きくなります。
濡れたラフでは、「雨だから必ず飛ばない」とは決められません。ボールが深く埋まるほど、インパクトまでに芝がヘッドの動きを邪魔し、ボール初速とキャリーを落としやすくなります。実測研究でも、ラフでボールの露出が少ないほどボール初速とキャリーが低下する傾向が確認されています。
一方、ボールが比較的浮いていて、芝や水分がフェースとボールの間に入ると、摩擦が減ってバックスピンが大きく落ちることがあります。そこで初速が十分残れば、フライヤーになって予想以上にキャリーやランが増える場合もあります。
濡れたラフは、短くなる方向と飛びすぎる方向の両方があるため、乾いたライより距離の不確実性が大きくなります。ボールの見え方、芝の量、濡れ方、ヘッドの抜けやすさを見て安全幅を取ります。
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