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ゴルフ百科

ラフ・リカバリー判断

深いラフからグリーンを狙うか、刻むかは何で決める?

まずボールの見え方と、芝を抜けて必要なキャリーを出せる確度で決めます。飛距離の幅が読みにくく、手前の池や奥のOBなど失敗の代償が大きいなら、安全な場所へ戻す方が合理的です。

判断の中心は、残り距離ではなく「このライから必要なキャリーをどれだけ再現できるか」です。まずボールがどの程度見えているか、芝がヘッドの通り道にどれだけ入るか、濡れているかを確認します。研究では、ボールの露出や芝の高さで作られたライの違いによって、キャリー、ボール初速、ミート率、バックスピンが変化することが示されています。ラフではフェアウェイからの通常距離をそのまま前提にせず、そのライから出せる距離の不確実性を大きめに見ます。

次に、グリーン手前の池・バンカー、奥のOBや難しい寄せなど、短い・長い両方のミスがどれだけ高くつくかを見ます。必要キャリーが自分の「ラフから安全に出せる距離」の上限に近く、失敗すると大きな失点になるなら、フェアウェイへ戻すか、広い安全域へ刻む方が合理的です。

一方、ボールが十分見え、クラブが抜けやすく、必要キャリーに余裕があり、ミスしても大事故になりにくいならグリーンを狙えます。「残り150ヤードだから狙う」のではなく、ライの不確実性と失敗時の損失をセットで判断するのが基本です。

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