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ギア/シャフト 調査・執筆 公開

FWシャフトの選び方と比較

ドライバーとの流れ・純正・カスタム

ドライバーは気持ちよく振れるのに、FWへ持ち替えるとタイミングが合わない。そんなときは、ドライバーで合っているシャフトを起点に、FWに合う重さから考えたい。

まずは純正の中で、ドライバーにつながる重さと振り心地を探す。そこで欲しい球が出れば、そのままでいい。カスタムへ進むなら、使い慣れたウッド用モデルから比べていく。

メーカーの設計説明と、条件のわかる原試打を参照。ウッド用シャフトの設計をFWでの実測結果と区別し、同じヘッドの比較例には試打条件を添えています。

まずドライバーで合っているシャフトを起点にする

ドライバーで気持ちよく振れているなら、その切り返しや戻るタイミングをFWでも使うところから考えたい。ドライバーがベンタスならベンタス、ディアマナならディアマナ。同じシリーズの同じモデルを、FWに合う重量で試すのが基本になる。

たとえばドライバーが50g台のSなら、FWでも同じモデルの50g台Sを比較の出発点にして、軽く感じるなら60g台を打つ。ドライバーが60g台なら、同じモデルの60g台と70g台を比べる。最初の候補はこれくらいでいい。

まず気を付けたいのは重量だ。FWはドライバーより短く組むので、同じシャフトを使ってもカット後の重量は変わる。手元だけが先に下りてしまう、クラブが軽くて打点が散る、といった違和感があれば、一段重いものを比べる。

グラファイトデザインの実例でも、ドライバーでDI 6Sが合った人は、ZXiの5WでDI 6Sから7Sへ進み、当たりと高さが揃っている。まず同じモデル、そのあと重量という順番がわかりやすい。

次は純正の中から探す。ここで合えば、そのまま使える

ここ数年は、純正にも試す価値のあるシャフトが揃っている。ドライバーとの重さや振り心地のつながりを見ながら、まずは欲しいFWに用意されている純正を打ってみる。高さ、距離、左右の幅が欲しいところに収まるなら、そこで選び終えていい。

同じメーカーの純正でも、軽く球を上げやすいものと、しっかり振るためのものがある。いま使うドライバーが純正で合っているなら、同シリーズのFW用純正から試すと比較しやすい。ドライバーがカスタムでも、FWの純正で重さとタイミングが合うかを先に確かめる。

近年の純正には、重さや弾道の選択肢がある
例メーカーの案内選ぶときの見方
PING G440:ALTA J CB BLUE高弾道向け力を抜いて振っても、必要なキャリーまで球が浮くか
PING G440:TOUR 2.0 CHROME/BLACKCHROMEは中弾道、BLACKは低弾道向けドライバーの手応えにつながるか。抑えすぎて高さを失わないか
テーラーメイドQi4D:REAXメーカーは純正の重量帯の拡充を案内購入するヘッド・国内仕様で選べる重さを確認してから比較する

ALBAのZXi FW試打でも、新しい純正は前作と振り心地が変わり、タイミングを取りやすくなったという評価がある。昔の純正が合わなかったという印象だけで、今の候補を外さなくていい。

名前が似ていても、純正と市販で同じ製品とは限らない。PINGのSPEEDER NX GREYと市販NX、純正Diamanaと市販BBなどは、型番を確かめて打ち比べる。価格やロゴより、自分がいつもの振り方で当てられるかを見たい。

3Wのティーショットと、5Wでグリーンを狙う一打は違う

ティーに乗せれば強い球が出るのに、フェアウェイでは低い球しか出ない。その3Wに、さらに低スピンを狙ったシャフトを入れても、地面から打つ難しさが残ることがある。まずは普段のライから、欲しいキャリーが出ているかを見たい。

先に決めたい、FWの使い道
使う場面欲しい球比較で見落としたくないこと
狭いホールのティーショット狙った幅に収まり、前へ飛ぶ球ティーからの好結果だけで、芝からも打てると判断しない
3Wでパー5の残り距離を稼ぐ地面から浮き、途中で落ちない球最長の総飛距離より、薄い当たりを含めたキャリー
5W・7Wでグリーンを狙う狙った距離まで届き、奥へ走りすぎない球高さを消して左だけ止めようとしない
傾斜や悪いライから前へ運ぶ少し抑えても芯に寄る球フルスイングでしか動かせない重さ・硬さになっていないか

たとえばPING G440 MAXは、3Wが15度、4Wが17度、5Wが19度。3Wを地面から打つと高さが足りないなら、17度や19度のヘッドを比べる余地もある。15度のままシャフトだけで何とかする、と決めなくていい。

重量を合わせるときは、同じモデルの前後を比べる

ドライバーからFWへ、必ず10g増やすと決める必要はない。ただ、FWだけ軽すぎるとタイミングが変わるので、そこを先に点検する。同じモデルの同じ重量帯と、一段重い重量帯を比べれば、しなり方を大きく変えずに違いを探しやすい。

ドライバーを起点にした、最初の比較例
ドライバーの使用モデルFWで最初に比べる例打って確かめること
同じモデルの50g台S50g台Sと60g台S軽く振れすぎて当たりが散らないか。重くして振り遅れないか
同じモデルの60g台S60g台Sと70g台Sドライバーから持ち替えて、切り返すタイミングが変わらないか
純正で振り心地が合っている同シリーズのFW用純正と、その重めの選択肢クラブの短さに見合う重量感があるか
ドライバー自体がまだ合っていないドライバーの選定とFWを一緒に進める基準の一本を決めてから、FWの重さを詰める

重くしたら、同じテンポで芯に当たりやすくなった。それなら重量を増やす意味がある。逆に、振り切れず当たりが薄くなったなら重すぎる。カタログ上の数字を揃えるために、打ちにくいほうへ寄せなくていい。

同じSでも、重量帯が変われば手応えも変わる。仕様名だけで決めず、最後は完成したクラブの総重量、長さ、バランスを確認する。いったん重さの目安が見えたら、その近くでカスタムのモデル違いを試す。

純正で足りないところが出たら、ウッド用カスタムへ

カスタムでも、まずはドライバーで使っているモデルのFW仕様。同じものを試しても、芝から球が浮かない、強く振ると左へ行くなどの不満が残ったら、そこで別モデルへ広げる。ベンタス、スピーダーNX、ディアマナ、テンセイ、ツアーAD、アッタス、LIN-Qと、選べる範囲は広い。

ドライバーからつなげて検討できるウッド用シャフト
シリーズ比較するモデルの例見たい振り心地の違い
VENTUSBLUE/BLACK/RED、TR系。世代も確認中間のしなり、先端の走り、しっかり押せる手応え
SPEEDER NXドライバーで使っているNX、VIOLETなどいつもの切り返しで加速できるか。球の高さとつかまり
DiamanaBB/WB/RB、使い慣れた旧モデルも含む滑らかな戻り、先端の支え、高く打ち出す動き
TENSEIPro Blue 1K/Pro White 1Kなど全体のしなりを使うか、手元でためて先を支えるか
TOUR ADDI/VF/GC/FIなど同じ手元寄りの感触でも、しなりを待つ間が合うか
ATTASThe ATTAS V2/RX PURE BLUE/RX ULTRA BLACKなど素直な全体しなりと、手元でためる感触の違い
LIN-Qドライバーで使うBLUE EXなど切り返しの粘りと、当たり際の押し込み感

表はブランドごとの球筋を決めるためのものではない。同じベンタスにも、同じディアマナにも性格の違うモデルがある。ドライバーで何を使っていて、そのどの感触が合っているのかまで伝えると、FWの候補を絞りやすい。

ベンタス:BLUEのしなり、BLACKの支え、REDの走り

24 VENTUS BLUE 6-Sのフジクラ公式製品画像
24 VENTUS BLUE 6-S。写真:フジクラ公式。初代、TR、同名の純正品とは区別する。

ドライバーのベンタスが合うなら、まずFWも同じモデルで重量を検討する。そのうえで感触を変えたいとき、BLUE・BLACK・REDの違いを使う。以下は24 VENTUSのメーカー説明で、別世代や純正品まで同じとは扱わない。

24 VENTUSの設計上の違い
モデルしなり・戻り方FWで確かめたい球
BLUE中間から手元のしなりを感じて、タイミングを取る設計切り返しの間を残したまま、芝からキャリーが出るか
BLACK手元と先端を締め、強く振るときの支えを重視左やスピンの多い球を抑えても、必要な高さが残るか
RED先端側の動きを使い、当たり際にヘッドを走らせる設計普段の力加減でつかまり、高く打ち出せるか

3Wをティーで使うと気持ちよく振れるBLACKでも、地面からだと低い球しか出ないなら、そのまま5Wまで揃える必要はない。まず重さを確かめ、それでも高さが足りなければBLUEやRED、ヘッドのロフトも比べる。左を消すことと、芝から打てることを一緒に見たい。

スピーダーNX:ドライバーで合う戻り方をFWにも残す

SPEEDER NX VIOLET 60-Sのフジクラ公式製品画像
ウッド用SPEEDER NX VIOLET 60-S。写真:フジクラ公式。NX FWの写真ではない。

NXは、ドライバーで使っている色・モデルから考える。VIOLETの戻るタイミングが合っている人なら、FWでもまずVIOLET。同じNXという名前だけで、いきなりNX FWへ替える必要はない。

VIOLETは中調子で、つかまりと高さも狙う設計。初代NXより手元と先端のねじり剛性を高めている。ドライバーでは気持ちよく加速できるのにFWだと先が動きすぎる、というときは、先に重量と完成した長さを確かめたい。

NX FWは、そこからさらに球の拾いやすさを求めるときの候補になる。吉田朋広氏の5W試打では、ドライバー用NXのモデルによっては手元の感触が変わることも報告されている。ドライバーの切り返しがぴったりなら、その感触を残す選択もある。

ディアマナ:BBを基準に、WBの手応えとRBの打ち出しを比べる

Diamana BB 63 Sの三菱ケミカル公式製品画像
Diamana BB 63 S。写真:三菱ケミカル公式。下のZXi 3Wの比較試打はBB 5S表記の53.5g仕様。

BBは、手元から先端まで滑らかにしなり戻る設計。ドライバーでその戻る順番が合っているなら、FWでもBBの重量違いから試したい。

第6世代Diamanaの設計と、FWでの比較ポイント
モデルメーカーが狙う動き・球打ち比べるところ
BB自然で滑らかなしなり戻り切り返しから当たるまで、同じテンポで振れるか
WB元調子のしっかりした振り抜きと強い球強く振っても先が頼りなくならないか。高さは足りるか
RB先端剛性を下げ、高い打ち出しを狙う芝から球を浮かせやすいか。つかまりすぎないか

実際のFW比較もある。ALBAのZXi 3W試打で、田辺直喜氏は純正からBBへ替え、切り返しからの挙動が揃って振り抜きやすいと評価した。計測は次の通り。

同じZXi 3Wでの一例。ALBAのPR試打、TrackMan計測
使用シャフト打ち出し角スピン量
純正Diamana ZXi5011.5度3,418rpm
市販Diamana BB 5S13.2度2,655rpm

この例では、スピンが減っても打ち出しは高くなった。カスタムに替えると必ず球が低くなる、という話ではない。純正で打った球を残し、欲しい変化が出るかを同じヘッドで比べたい。

テンセイ:Blueの全体しなりと、Whiteの先端の支え

TENSEI Pro Blue 1Kは、全体を素直にしならせる設計。切り返してからヘッドが戻るまでの流れを使いたい人の比較候補になる。ドライバーのBlueでタイミングが合うなら、その感触をFWにもつなぐ。

Pro White 1Kは、手元でためを作り、先端の剛性で当たり際を支える設計。ボールを押していく手応えや、スピンを抑えた球を狙う方向だ。BlueからWhiteに替えるときは、振り切った一球だけでなく、芝から少し抑えて打った球も見る。

Whiteで左の不安が減っても、5Wで止めるための高さまでなくなれば、欲しい球とは違う。ドライバーでWhiteが好きな人も、まずFWに合う重さで試し、その結果を見てBlueなどへ広げたい。

ツアーAD:同じモデルの重量違いで合う例がある

DI、VF、GC、FIなど、ツアーADもドライバーで使い慣れたモデルから。シリーズ名だけを揃えるより、しなりを感じる場所と、戻ってくるまでの間を揃えるほうが話が早い。

先ほどのDI 6Sから7Sへ進んだ人は、同じモデルの重量違いでFWが打ちやすくなった。一方、別の使用者はドライバーのFI 7Sから、5WではFW専用のF 75Sへ進んでいる。同じモデルから試した結果、別のほうが合うこともある。

このFの事例では85Sより75Sのほうが合った。最初はドライバーとつながるモデルで重量を探し、うまくいかなければ別モデルやFへ進む。その順番なら、何を変えて打ちやすくなったのかがわかる。

アッタスとLIN-Qも、まずドライバー用と同じモデルから

ATTASはMB-FWだけが選択肢ではない。The ATTAS V2も、RX PURE BLUEも、RX ULTRA BLACKも、公式にドライバーとFWの両用途が案内されている。ドライバーで気に入っているなら、そのモデルを使うところから始められる。

ウッド用ATTAS・LIN-Qの違い
モデル設計上のしなり・手応えFWで比べること
The ATTAS V2全体の素直なしなりを残し、先端の動きを抑える中調子いつものテンポで、ヘッドを自分で返しにいかず当てられるか
ATTAS RX PURE BLUE中調子。握り側の構造と、動きの安定を重視持ち替えても切り返しに違和感がなく、振り抜けるか
ATTAS RX ULTRA BLACK元調子。手元寄りの重量配分で振り抜きと打ち出しを狙う手元で待っても振り遅れず、芝から高さが出るか
LIN-Q BLUE EX切り返しで粘りを使い、先端側を支えて押す設計強めに振ったときの当たりと、球の前への進み方

LIN-Qも、ドライバーでBLUE EXが合っているならまずBLUE EX。FW専用のEX FWは、そのあとに違いを確かめる候補だ。専用品という名前より、自分のドライバーから持ち替えて同じように振れるかで選ぶ。

FW専用品は、そこから選択肢を広げたいときに

同じモデルと重量違いを試しても、地面から拾いづらい、当たり際に動きすぎる、といった不満が残る。そのときにFW専用モデルを比べる。ウッド用を使った結果があると、専用品で何が変わったかもわかりやすい。

FW専用モデルの比較例
モデル設計の方向試す理由
SPEEDER NX FW高さと拾いやすさを狙うウッド用NXでは地面からの打ち出しが足りない
ATTAS MB-FW全体の滑らかなしなりと走り少し力を抜いてもヘッドを戻しやすくしたい
LIN-Q EX FW手元のしなりを残し、先端を支えるFWの当たり際を落ち着かせたい
TOUR AD FFW専用のしなりと重量帯ウッド用ツアーADと、芝からの当たりを比べたい
Diamana Thump FW中元調子、幅広い重量・硬さFW専用の中で、必要な重さと硬さを選び分けたい

このほかにもカスタムは数多くある。ただ、最初の試打で候補を際限なく増やすより、ドライバーで合うものと純正を打ち、それで足りないところを工房へ伝えたほうが、次の一本を選びやすい。

3Wと5Wは、同じモデル・同じ重量で揃えなくていい

3Wと5Wも、まずはドライバーからつながる同じモデルで考える。3Wはティーショットが中心、5Wは地面からグリーン狙い、という使い分けなら、試した結果に応じて重量やモデルを変えていい。揃えることより、番手ごとに必要な球が出ているかを見たい。

逆に、同じモデルのまま5Wだけ一段重くすると、クラブが下りてこず、打点が下へ散る人もいる。重いほうが落ち着くかどうかは、その人の振り方次第だ。まず今の長さと重さで打ち、変えるのは重量か、硬さか、モデルか、一つずつにしたい。

番手ごとの組み合わせを考える例
使い方・困り方比較する組み合わせ残したい結果
3Wはティー中心、5Wはグリーン狙いまず同じモデルで適切な重量を比較。5Wに不満が残れば別モデルも試す3Wの方向と、5Wの高さをそれぞれ保つ
3Wも5Wもタイミングは合うが、5Wが軽く感じる同じモデルの近い仕様と、一段重い仕様重くしても、芝からの薄い当たりが増えない
3Wだけ地面から球が上がらないシャフト違いに加え、4Wや5Wのヘッドも比較最大値より、普段のキャリーが伸びる
5Wが難しく、7Wなら楽に打てる5Wへ固執せず、7Wと上の番手の距離差を確認コースで使える距離の間隔を作る

試打はドライバーも一緒に。純正とカスタムを打ち比べる

自分のドライバーとFWを持ち込み、まずドライバーを振ってからFWへ持ち替える。いつもの切り返しのまま下ろせるか、FWだけ妙に軽い・重いと感じないか。そのうえで純正の候補を打ち、必要ならカスタムへ進む。最後に自分のクラブへ戻ると、変えたところを掴みやすい。

一球の会心より、薄く当たった球がどこまで届くか、少し強く振ったときに左の幅が広がらないかを見たい。5Wでグリーンを狙うなら、キャリーと高さ、着地後の転がりを一緒に確認する。スピンが減って総飛距離だけ伸びても、止めたい場所を越えてしまうなら目的と合わない。

数値と振り心地を、一緒にメモする
見るもの残すメモの例
切り返し待たずに下ろせる/手元が硬くて力む/重くて遅れる
当たり際ヘッドが走る感じ/押していける感じ/自分で返しにいく感じ
球の高さ・キャリー芯付近だけでなく、普段の薄い当たりでも届くか
左右の幅普通に打った球と、少し強く振った球の両方
打点打点シールなどで、球筋の違いと当たり所を照合
少し抑えたスイングフルで振らなくても芯に当たり、必要な高さが出るか

比較前に、ヘッド、ロフト、仕上がり長さ、総重量、バランスを記録する。ボールと打席条件も揃える。試打マットでは良かったのに芝だと薄い、ということもあるので、可能なら購入前のレンタルなどで実際のライから確かめたい。

ドライバーとのつながり、純正、カスタムの順に詰める

ドライバーで合うシャフトがあるなら、その感触をFWにも残す。まず注意するのは重量。購入候補の純正でそれができるかを確かめ、足りないところが出てからカスタムへ進む。

カスタムを試すときも、最初はドライバーで合うモデル。同じモデルの重量違いで解決することもあれば、別のウッド用やFW専用品のほうが合うこともある。次々に銘柄を替える前に、今の一本で何が足りないのかを確かめたい。

よくある疑問

FWはドライバーと同じシャフトから考えていい?

ドライバーで合っているモデルを起点にしていい。まずはFWの長さに合う重量を検討し、同じモデルの同じ重量帯と、一段重い重量帯などを比べる。購入候補の純正でその流れを作れるかを先に確かめ、必要ならカスタムで同じモデルを試す。

ドライバーより10g重くすればいい?

試すきっかけにはなるが、決まりではない。TOUR ADの事例ではF 85Sより75Sが合った人もいた。重くして切り返しが遅れたり、薄い当たりが増えたりするなら、同じ重量帯へ戻して比べる。

3Wと5Wのシャフトは揃えるべき?

揃えて違和感がなければ、そのままでいい。ティー中心の3Wとグリーンを狙う5Wでは欲しい球が違うので、モデルや重さを変える選択もある。番手の順に打ち、距離と振り心地の両方を確認する。

左へ行くので、Xに替えれば直る?

左へ行く理由が硬さだけとは限らない。打点、フェース向き、ヘッド、重さも関係する。近い重量で動きの違う仕様を試し、左の幅が減っても、芝からの高さとキャリーが消えないかを見る。

3Wだけ球が上がらない。先調子なら解決する?

シャフトで打ちやすくなる余地はあるが、打点やロフトも見たい。普段の当たりで低い球が続くなら、4Wや5Wのヘッドも比べる。飛ばしたい距離まで空中で届くほうを選びたい。

FWは低スピンのほうが飛ぶ?

元の球と使い道による。ティーからは総飛距離が伸びても、地面からは高さが足りずキャリーを失う場合がある。グリーンを狙うなら、着地後にどこまで転がるかも一緒に見る。

カスタムを試すなら、最初からFW専用がいい?

ドライバーで合うウッド用モデルがあれば、まずそのモデルをFWに合う重さで試す。そこから球の拾いやすさや当たり際の動きを変えたいとき、FW専用品へ広げる。同じモデルの重量違いだけで合う場合もある。

中古のドライバー用シャフトを切って使える?

適合する用途・先端径と、残っている長さ、過去の先端カット量による。さらに切ってよいかをモデルごとの指定と照らし、工房で確認する。長さが足りるだけでは判断できない。

UT用のHB・HYシャフトをFWへ入れてもいい?

FW用と別の用途・先端径・設計であることが多い。同じブランド名でも互換と考えず、ヘッドとメーカーの指定を確認する。この記事の重量表はFW用だけで揃えている。

最近の純正でも、そのまま使っていい?

ドライバーとの重量のつながりがよく、欲しい高さ・距離・左右の幅が出ていれば、そのまま使える。純正の中でも重さや性格の違いを比べ、そこで足りないところが出たらカスタムへ進む。

参考資料と試打条件

資料確認:2026.10.28。メーカーの説明、原試打、GOLF DNAの試し方の提案を区別して参照しています。

  1. グラファイトデザイン|FWのシャフトフィッティング事例

    メーカー公開の実例。中目氏はドライバーDI6S、ZXi5WでDI6S→7S。甲斐氏はドライバーFI7S、QI4D5WでF75Sを選び、85Sは合わず。球数・使用球・完成長などは未確認。個人の結果を重量の絶対則にはしない。

  2. PING|G440フェアウェイウッド

    公式の純正シャフト説明とMAXの番手別ロフトを参照。NX GREYを市販NX FWと区別。掲載シャフト重量を未カット市販品と直接比較していない。

  3. テーラーメイド|Qi4D FWの純正REAXとフィッティング(2026年4月2日)

    純正REAXの重量帯拡充というメーカー説明を参照。各ヘッド・国内の標準装着品が全重量を選べるという意味ではない。直接HTML取得は失敗。Web取得本文を保存し、そこにある説明だけ使用。

  4. ALBA|ZXi 3Wの純正とDiamana BBの比較(2024年10月21日)

    PR記事。田辺直喜氏、澤田嘉之氏、同じZXi3Wで純正ZXi50とBB5S表記53.5gを差し替え、TrackManで計測。球数、使用球、完成長・バランスは未確認。別ヘッドの前作比較と混ぜていない。直接HTMLは取得失敗、Web取得本文を保存。

  5. フジクラ|24 VENTUS BLUE/BLACK/REDの公式解説

    メーカーの設計解説からしなり方の違いを整理。掲載コーチの試打はFW全モデルの比較実測ではない。初代・TR・純正へ一括転用していない。公式写真はBLUE6-S。

  6. フジクラ|SPEEDER NX VIOLET

    中調子、つかまりと高さ、手元・先端のねじり剛性の設計を参照。FWでの具体的な改善量は創作せず、ドライバーからの選び方を提案。写真60-S。

  7. 三菱ケミカル|Diamana BB

    自然なしなり戻りと現行モデルの識別。保存済み公式原本を再利用し、公式Web本文も再確認。公式写真は63S、ALBAの比較は5S表記の53.5g仕様。

  8. 三菱ケミカル|TENSEI Pro Blue 1K

    全体しなりの設計説明。純正TENSEIやHybridを同じ製品と扱わない。FWの実測値への置き換えはしていない。

  9. グラファイトデザイン|TOUR ADウッド用ラインアップ

    公式Web検索本文のウッド用DI/VF/GC/FIなどの掲載を確認。直接Web取得は503。モデルのしなりと重量の実例は別の公式フィッティング資料から参照。

  10. UST Mamiya|The ATTAS V2

    Driver&FW用途、中調子、素直なしなりと先端を抑える設計を参照。メーカーの方向性に関する宣伝表現を保証にはしていない。

  11. UST Mamiya|LIN-Q BLUE EX

    Driver&FW用途、切り返しの粘り、先端側の剛性と押し感を参照。LIN-Q EX FWとは分ける。

  12. Fujikura Golf|VENTUS TR Blue with VeloCore+の用途案内

    米国公式の2026年発表でdriver/fairway用途を確認した。国内のシリーズ・スペックへ混ぜず、FWへの使用があることだけに参照。VENTUS HBをFW用とは扱っていない。

  13. フジクラ|SPEEDER NX FW / HB

    FW側の設計・重量・フレックスを使用。HB側の数値を転用していない。公式写真はFW 65-S。原本は2026-10-27取得分をハッシュ照合して再利用。

  14. 吉田朋広氏|SPEEDER NX FW全重量・硬さの試打(2025年5月20日)

    EPON AF 257 5W、42.75インチ。各重量・硬さの本人試打。本文の感触は同氏の評価で、当サイトの実打ではない。ボール、各仕様のサンプル数や除外条件は確認できず、他記事との数値順位には使っていない。

  15. 三菱ケミカル|Diamana WB

    元調子、しっかりした振り抜きと強弾道という設計を参照。同じヘッドでBB/RBと数値比較したものではない。

  16. 三菱ケミカル|Diamana RB

    先端剛性を下げ、高打ち出しを狙うメーカー説明。全使用者のFWが同じ弾道になるとの断定はしない。

  17. 三菱ケミカル|TENSEI Pro White 1K

    手元でためを作り、先端剛性で支える設計と、低スピンの強弾道という狙いを参照。Blueとの同条件FW比較ではない。

  18. UST Mamiya|ATTAS RX PURE BLUE

    Driver&FW用途、中調子、手元のテーパー構造と動きを安定させる設計を参照。色から他社Blueと同特性だとは推定していない。

  19. UST Mamiya|ATTAS RX ULTRA BLACK

    Driver&FW用途、元調子、手元寄りの重量配分と打ち出しの設計説明。先端が極端に硬いとの推測はしていない。

  20. UST Mamiya|ATTAS MB-FW/HY

    FW側の滑らかなしなり、走り、重量・製品長を使用。HY側の説明・試打を混ぜていない。保存済み公式原本を再利用。

  21. UST Mamiya|LIN-Q EX FW/HY

    FW側の中元調子、手元Q・Plyと先端M40X、重量を参照。メーカーの「曲がらない」という表現を性能保証として採用していない。保存済み公式原本を再利用。

  22. グラファイトデザイン|TOUR AD F

    公式公開ページの検索取得テキストでFW専用設計、F-65 Sの68g・1120mmを確認し保存。直接HTML取得はHTTPエラーで原本未取得。未確認の仕様・価格・在庫を補完していない。

  23. 三菱ケミカル|Diamana Thump FW

    2023年の仕様拡充後の公式掲載表、重量・フレックス・中元調子を採用。旧型の試打結果を現行各仕様へ転用していない。公式画像はf55 S。

  24. 吉川仁氏|LIN-Q EX FW/HY解析・試打(2024年3月6日)

    FWはコブラ ダークスピード X 5W・18度、LIN-Q EX FW 65SとATTAS MB-FW 65S、GCQuadの5球平均。ボール・仕上がり長さ・除外条件は確認できない。製品紹介を兼ねた本人試打として採用し、HY85Sの落下角の結果はFWへ転用していない。

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