FWシャフトの選び方と比較
ドライバーとの流れ・純正・カスタム
ドライバーは気持ちよく振れるのに、FWへ持ち替えるとタイミングが合わない。そんなときは、ドライバーで合っているシャフトを起点に、FWに合う重さから考えたい。
まずは純正の中で、ドライバーにつながる重さと振り心地を探す。そこで欲しい球が出れば、そのままでいい。カスタムへ進むなら、使い慣れたウッド用モデルから比べていく。
メーカーの設計説明と、条件のわかる原試打を参照。ウッド用シャフトの設計をFWでの実測結果と区別し、同じヘッドの比較例には試打条件を添えています。
まずドライバーで合っているシャフトを起点にする
ドライバーで気持ちよく振れているなら、その切り返しや戻るタイミングをFWでも使うところから考えたい。ドライバーがベンタスならベンタス、ディアマナならディアマナ。同じシリーズの同じモデルを、FWに合う重量で試すのが基本になる。
たとえばドライバーが50g台のSなら、FWでも同じモデルの50g台Sを比較の出発点にして、軽く感じるなら60g台を打つ。ドライバーが60g台なら、同じモデルの60g台と70g台を比べる。最初の候補はこれくらいでいい。
まず気を付けたいのは重量だ。FWはドライバーより短く組むので、同じシャフトを使ってもカット後の重量は変わる。手元だけが先に下りてしまう、クラブが軽くて打点が散る、といった違和感があれば、一段重いものを比べる。
グラファイトデザインの実例でも、ドライバーでDI 6Sが合った人は、ZXiの5WでDI 6Sから7Sへ進み、当たりと高さが揃っている。まず同じモデル、そのあと重量という順番がわかりやすい。
次は純正の中から探す。ここで合えば、そのまま使える
ここ数年は、純正にも試す価値のあるシャフトが揃っている。ドライバーとの重さや振り心地のつながりを見ながら、まずは欲しいFWに用意されている純正を打ってみる。高さ、距離、左右の幅が欲しいところに収まるなら、そこで選び終えていい。
同じメーカーの純正でも、軽く球を上げやすいものと、しっかり振るためのものがある。いま使うドライバーが純正で合っているなら、同シリーズのFW用純正から試すと比較しやすい。ドライバーがカスタムでも、FWの純正で重さとタイミングが合うかを先に確かめる。
| 例 | メーカーの案内 | 選ぶときの見方 |
|---|---|---|
| PING G440:ALTA J CB BLUE | 高弾道向け | 力を抜いて振っても、必要なキャリーまで球が浮くか |
| PING G440:TOUR 2.0 CHROME/BLACK | CHROMEは中弾道、BLACKは低弾道向け | ドライバーの手応えにつながるか。抑えすぎて高さを失わないか |
| テーラーメイドQi4D:REAX | メーカーは純正の重量帯の拡充を案内 | 購入するヘッド・国内仕様で選べる重さを確認してから比較する |
ALBAのZXi FW試打でも、新しい純正は前作と振り心地が変わり、タイミングを取りやすくなったという評価がある。昔の純正が合わなかったという印象だけで、今の候補を外さなくていい。
名前が似ていても、純正と市販で同じ製品とは限らない。PINGのSPEEDER NX GREYと市販NX、純正Diamanaと市販BBなどは、型番を確かめて打ち比べる。価格やロゴより、自分がいつもの振り方で当てられるかを見たい。
3Wのティーショットと、5Wでグリーンを狙う一打は違う
ティーに乗せれば強い球が出るのに、フェアウェイでは低い球しか出ない。その3Wに、さらに低スピンを狙ったシャフトを入れても、地面から打つ難しさが残ることがある。まずは普段のライから、欲しいキャリーが出ているかを見たい。
| 使う場面 | 欲しい球 | 比較で見落としたくないこと |
|---|---|---|
| 狭いホールのティーショット | 狙った幅に収まり、前へ飛ぶ球 | ティーからの好結果だけで、芝からも打てると判断しない |
| 3Wでパー5の残り距離を稼ぐ | 地面から浮き、途中で落ちない球 | 最長の総飛距離より、薄い当たりを含めたキャリー |
| 5W・7Wでグリーンを狙う | 狙った距離まで届き、奥へ走りすぎない球 | 高さを消して左だけ止めようとしない |
| 傾斜や悪いライから前へ運ぶ | 少し抑えても芯に寄る球 | フルスイングでしか動かせない重さ・硬さになっていないか |
たとえばPING G440 MAXは、3Wが15度、4Wが17度、5Wが19度。3Wを地面から打つと高さが足りないなら、17度や19度のヘッドを比べる余地もある。15度のままシャフトだけで何とかする、と決めなくていい。
重量を合わせるときは、同じモデルの前後を比べる
ドライバーからFWへ、必ず10g増やすと決める必要はない。ただ、FWだけ軽すぎるとタイミングが変わるので、そこを先に点検する。同じモデルの同じ重量帯と、一段重い重量帯を比べれば、しなり方を大きく変えずに違いを探しやすい。
| ドライバーの使用モデル | FWで最初に比べる例 | 打って確かめること |
|---|---|---|
| 同じモデルの50g台S | 50g台Sと60g台S | 軽く振れすぎて当たりが散らないか。重くして振り遅れないか |
| 同じモデルの60g台S | 60g台Sと70g台S | ドライバーから持ち替えて、切り返すタイミングが変わらないか |
| 純正で振り心地が合っている | 同シリーズのFW用純正と、その重めの選択肢 | クラブの短さに見合う重量感があるか |
| ドライバー自体がまだ合っていない | ドライバーの選定とFWを一緒に進める | 基準の一本を決めてから、FWの重さを詰める |
重くしたら、同じテンポで芯に当たりやすくなった。それなら重量を増やす意味がある。逆に、振り切れず当たりが薄くなったなら重すぎる。カタログ上の数字を揃えるために、打ちにくいほうへ寄せなくていい。
同じSでも、重量帯が変われば手応えも変わる。仕様名だけで決めず、最後は完成したクラブの総重量、長さ、バランスを確認する。いったん重さの目安が見えたら、その近くでカスタムのモデル違いを試す。
純正で足りないところが出たら、ウッド用カスタムへ
カスタムでも、まずはドライバーで使っているモデルのFW仕様。同じものを試しても、芝から球が浮かない、強く振ると左へ行くなどの不満が残ったら、そこで別モデルへ広げる。ベンタス、スピーダーNX、ディアマナ、テンセイ、ツアーAD、アッタス、LIN-Qと、選べる範囲は広い。
| シリーズ | 比較するモデルの例 | 見たい振り心地の違い |
|---|---|---|
| VENTUS | BLUE/BLACK/RED、TR系。世代も確認 | 中間のしなり、先端の走り、しっかり押せる手応え |
| SPEEDER NX | ドライバーで使っているNX、VIOLETなど | いつもの切り返しで加速できるか。球の高さとつかまり |
| Diamana | BB/WB/RB、使い慣れた旧モデルも含む | 滑らかな戻り、先端の支え、高く打ち出す動き |
| TENSEI | Pro Blue 1K/Pro White 1Kなど | 全体のしなりを使うか、手元でためて先を支えるか |
| TOUR AD | DI/VF/GC/FIなど | 同じ手元寄りの感触でも、しなりを待つ間が合うか |
| ATTAS | The ATTAS V2/RX PURE BLUE/RX ULTRA BLACKなど | 素直な全体しなりと、手元でためる感触の違い |
| LIN-Q | ドライバーで使うBLUE EXなど | 切り返しの粘りと、当たり際の押し込み感 |
表はブランドごとの球筋を決めるためのものではない。同じベンタスにも、同じディアマナにも性格の違うモデルがある。ドライバーで何を使っていて、そのどの感触が合っているのかまで伝えると、FWの候補を絞りやすい。
ベンタス:BLUEのしなり、BLACKの支え、REDの走り

ドライバーのベンタスが合うなら、まずFWも同じモデルで重量を検討する。そのうえで感触を変えたいとき、BLUE・BLACK・REDの違いを使う。以下は24 VENTUSのメーカー説明で、別世代や純正品まで同じとは扱わない。
| モデル | しなり・戻り方 | FWで確かめたい球 |
|---|---|---|
| BLUE | 中間から手元のしなりを感じて、タイミングを取る設計 | 切り返しの間を残したまま、芝からキャリーが出るか |
| BLACK | 手元と先端を締め、強く振るときの支えを重視 | 左やスピンの多い球を抑えても、必要な高さが残るか |
| RED | 先端側の動きを使い、当たり際にヘッドを走らせる設計 | 普段の力加減でつかまり、高く打ち出せるか |
3Wをティーで使うと気持ちよく振れるBLACKでも、地面からだと低い球しか出ないなら、そのまま5Wまで揃える必要はない。まず重さを確かめ、それでも高さが足りなければBLUEやRED、ヘッドのロフトも比べる。左を消すことと、芝から打てることを一緒に見たい。
スピーダーNX:ドライバーで合う戻り方をFWにも残す

NXは、ドライバーで使っている色・モデルから考える。VIOLETの戻るタイミングが合っている人なら、FWでもまずVIOLET。同じNXという名前だけで、いきなりNX FWへ替える必要はない。
VIOLETは中調子で、つかまりと高さも狙う設計。初代NXより手元と先端のねじり剛性を高めている。ドライバーでは気持ちよく加速できるのにFWだと先が動きすぎる、というときは、先に重量と完成した長さを確かめたい。
NX FWは、そこからさらに球の拾いやすさを求めるときの候補になる。吉田朋広氏の5W試打では、ドライバー用NXのモデルによっては手元の感触が変わることも報告されている。ドライバーの切り返しがぴったりなら、その感触を残す選択もある。
ディアマナ:BBを基準に、WBの手応えとRBの打ち出しを比べる

BBは、手元から先端まで滑らかにしなり戻る設計。ドライバーでその戻る順番が合っているなら、FWでもBBの重量違いから試したい。
| モデル | メーカーが狙う動き・球 | 打ち比べるところ |
|---|---|---|
| BB | 自然で滑らかなしなり戻り | 切り返しから当たるまで、同じテンポで振れるか |
| WB | 元調子のしっかりした振り抜きと強い球 | 強く振っても先が頼りなくならないか。高さは足りるか |
| RB | 先端剛性を下げ、高い打ち出しを狙う | 芝から球を浮かせやすいか。つかまりすぎないか |
実際のFW比較もある。ALBAのZXi 3W試打で、田辺直喜氏は純正からBBへ替え、切り返しからの挙動が揃って振り抜きやすいと評価した。計測は次の通り。
| 使用シャフト | 打ち出し角 | スピン量 |
|---|---|---|
| 純正Diamana ZXi50 | 11.5度 | 3,418rpm |
| 市販Diamana BB 5S | 13.2度 | 2,655rpm |
この例では、スピンが減っても打ち出しは高くなった。カスタムに替えると必ず球が低くなる、という話ではない。純正で打った球を残し、欲しい変化が出るかを同じヘッドで比べたい。
テンセイ:Blueの全体しなりと、Whiteの先端の支え
TENSEI Pro Blue 1Kは、全体を素直にしならせる設計。切り返してからヘッドが戻るまでの流れを使いたい人の比較候補になる。ドライバーのBlueでタイミングが合うなら、その感触をFWにもつなぐ。
Pro White 1Kは、手元でためを作り、先端の剛性で当たり際を支える設計。ボールを押していく手応えや、スピンを抑えた球を狙う方向だ。BlueからWhiteに替えるときは、振り切った一球だけでなく、芝から少し抑えて打った球も見る。
Whiteで左の不安が減っても、5Wで止めるための高さまでなくなれば、欲しい球とは違う。ドライバーでWhiteが好きな人も、まずFWに合う重さで試し、その結果を見てBlueなどへ広げたい。
ツアーAD:同じモデルの重量違いで合う例がある
DI、VF、GC、FIなど、ツアーADもドライバーで使い慣れたモデルから。シリーズ名だけを揃えるより、しなりを感じる場所と、戻ってくるまでの間を揃えるほうが話が早い。
先ほどのDI 6Sから7Sへ進んだ人は、同じモデルの重量違いでFWが打ちやすくなった。一方、別の使用者はドライバーのFI 7Sから、5WではFW専用のF 75Sへ進んでいる。同じモデルから試した結果、別のほうが合うこともある。
このFの事例では85Sより75Sのほうが合った。最初はドライバーとつながるモデルで重量を探し、うまくいかなければ別モデルやFへ進む。その順番なら、何を変えて打ちやすくなったのかがわかる。
アッタスとLIN-Qも、まずドライバー用と同じモデルから
ATTASはMB-FWだけが選択肢ではない。The ATTAS V2も、RX PURE BLUEも、RX ULTRA BLACKも、公式にドライバーとFWの両用途が案内されている。ドライバーで気に入っているなら、そのモデルを使うところから始められる。
| モデル | 設計上のしなり・手応え | FWで比べること |
|---|---|---|
| The ATTAS V2 | 全体の素直なしなりを残し、先端の動きを抑える中調子 | いつものテンポで、ヘッドを自分で返しにいかず当てられるか |
| ATTAS RX PURE BLUE | 中調子。握り側の構造と、動きの安定を重視 | 持ち替えても切り返しに違和感がなく、振り抜けるか |
| ATTAS RX ULTRA BLACK | 元調子。手元寄りの重量配分で振り抜きと打ち出しを狙う | 手元で待っても振り遅れず、芝から高さが出るか |
| LIN-Q BLUE EX | 切り返しで粘りを使い、先端側を支えて押す設計 | 強めに振ったときの当たりと、球の前への進み方 |
LIN-Qも、ドライバーでBLUE EXが合っているならまずBLUE EX。FW専用のEX FWは、そのあとに違いを確かめる候補だ。専用品という名前より、自分のドライバーから持ち替えて同じように振れるかで選ぶ。
FW専用品は、そこから選択肢を広げたいときに
同じモデルと重量違いを試しても、地面から拾いづらい、当たり際に動きすぎる、といった不満が残る。そのときにFW専用モデルを比べる。ウッド用を使った結果があると、専用品で何が変わったかもわかりやすい。
| モデル | 設計の方向 | 試す理由 |
|---|---|---|
| SPEEDER NX FW | 高さと拾いやすさを狙う | ウッド用NXでは地面からの打ち出しが足りない |
| ATTAS MB-FW | 全体の滑らかなしなりと走り | 少し力を抜いてもヘッドを戻しやすくしたい |
| LIN-Q EX FW | 手元のしなりを残し、先端を支える | FWの当たり際を落ち着かせたい |
| TOUR AD F | FW専用のしなりと重量帯 | ウッド用ツアーADと、芝からの当たりを比べたい |
| Diamana Thump FW | 中元調子、幅広い重量・硬さ | FW専用の中で、必要な重さと硬さを選び分けたい |
このほかにもカスタムは数多くある。ただ、最初の試打で候補を際限なく増やすより、ドライバーで合うものと純正を打ち、それで足りないところを工房へ伝えたほうが、次の一本を選びやすい。
3Wと5Wは、同じモデル・同じ重量で揃えなくていい
3Wと5Wも、まずはドライバーからつながる同じモデルで考える。3Wはティーショットが中心、5Wは地面からグリーン狙い、という使い分けなら、試した結果に応じて重量やモデルを変えていい。揃えることより、番手ごとに必要な球が出ているかを見たい。
逆に、同じモデルのまま5Wだけ一段重くすると、クラブが下りてこず、打点が下へ散る人もいる。重いほうが落ち着くかどうかは、その人の振り方次第だ。まず今の長さと重さで打ち、変えるのは重量か、硬さか、モデルか、一つずつにしたい。
| 使い方・困り方 | 比較する組み合わせ | 残したい結果 |
|---|---|---|
| 3Wはティー中心、5Wはグリーン狙い | まず同じモデルで適切な重量を比較。5Wに不満が残れば別モデルも試す | 3Wの方向と、5Wの高さをそれぞれ保つ |
| 3Wも5Wもタイミングは合うが、5Wが軽く感じる | 同じモデルの近い仕様と、一段重い仕様 | 重くしても、芝からの薄い当たりが増えない |
| 3Wだけ地面から球が上がらない | シャフト違いに加え、4Wや5Wのヘッドも比較 | 最大値より、普段のキャリーが伸びる |
| 5Wが難しく、7Wなら楽に打てる | 5Wへ固執せず、7Wと上の番手の距離差を確認 | コースで使える距離の間隔を作る |
試打はドライバーも一緒に。純正とカスタムを打ち比べる
自分のドライバーとFWを持ち込み、まずドライバーを振ってからFWへ持ち替える。いつもの切り返しのまま下ろせるか、FWだけ妙に軽い・重いと感じないか。そのうえで純正の候補を打ち、必要ならカスタムへ進む。最後に自分のクラブへ戻ると、変えたところを掴みやすい。
一球の会心より、薄く当たった球がどこまで届くか、少し強く振ったときに左の幅が広がらないかを見たい。5Wでグリーンを狙うなら、キャリーと高さ、着地後の転がりを一緒に確認する。スピンが減って総飛距離だけ伸びても、止めたい場所を越えてしまうなら目的と合わない。
| 見るもの | 残すメモの例 |
|---|---|
| 切り返し | 待たずに下ろせる/手元が硬くて力む/重くて遅れる |
| 当たり際 | ヘッドが走る感じ/押していける感じ/自分で返しにいく感じ |
| 球の高さ・キャリー | 芯付近だけでなく、普段の薄い当たりでも届くか |
| 左右の幅 | 普通に打った球と、少し強く振った球の両方 |
| 打点 | 打点シールなどで、球筋の違いと当たり所を照合 |
| 少し抑えたスイング | フルで振らなくても芯に当たり、必要な高さが出るか |
比較前に、ヘッド、ロフト、仕上がり長さ、総重量、バランスを記録する。ボールと打席条件も揃える。試打マットでは良かったのに芝だと薄い、ということもあるので、可能なら購入前のレンタルなどで実際のライから確かめたい。
ドライバーとのつながり、純正、カスタムの順に詰める
ドライバーで合うシャフトがあるなら、その感触をFWにも残す。まず注意するのは重量。購入候補の純正でそれができるかを確かめ、足りないところが出てからカスタムへ進む。
カスタムを試すときも、最初はドライバーで合うモデル。同じモデルの重量違いで解決することもあれば、別のウッド用やFW専用品のほうが合うこともある。次々に銘柄を替える前に、今の一本で何が足りないのかを確かめたい。
よくある疑問
FWはドライバーと同じシャフトから考えていい?
ドライバーで合っているモデルを起点にしていい。まずはFWの長さに合う重量を検討し、同じモデルの同じ重量帯と、一段重い重量帯などを比べる。購入候補の純正でその流れを作れるかを先に確かめ、必要ならカスタムで同じモデルを試す。
ドライバーより10g重くすればいい?
試すきっかけにはなるが、決まりではない。TOUR ADの事例ではF 85Sより75Sが合った人もいた。重くして切り返しが遅れたり、薄い当たりが増えたりするなら、同じ重量帯へ戻して比べる。
3Wと5Wのシャフトは揃えるべき?
揃えて違和感がなければ、そのままでいい。ティー中心の3Wとグリーンを狙う5Wでは欲しい球が違うので、モデルや重さを変える選択もある。番手の順に打ち、距離と振り心地の両方を確認する。
左へ行くので、Xに替えれば直る?
左へ行く理由が硬さだけとは限らない。打点、フェース向き、ヘッド、重さも関係する。近い重量で動きの違う仕様を試し、左の幅が減っても、芝からの高さとキャリーが消えないかを見る。
3Wだけ球が上がらない。先調子なら解決する?
シャフトで打ちやすくなる余地はあるが、打点やロフトも見たい。普段の当たりで低い球が続くなら、4Wや5Wのヘッドも比べる。飛ばしたい距離まで空中で届くほうを選びたい。
FWは低スピンのほうが飛ぶ?
元の球と使い道による。ティーからは総飛距離が伸びても、地面からは高さが足りずキャリーを失う場合がある。グリーンを狙うなら、着地後にどこまで転がるかも一緒に見る。
カスタムを試すなら、最初からFW専用がいい?
ドライバーで合うウッド用モデルがあれば、まずそのモデルをFWに合う重さで試す。そこから球の拾いやすさや当たり際の動きを変えたいとき、FW専用品へ広げる。同じモデルの重量違いだけで合う場合もある。
中古のドライバー用シャフトを切って使える?
適合する用途・先端径と、残っている長さ、過去の先端カット量による。さらに切ってよいかをモデルごとの指定と照らし、工房で確認する。長さが足りるだけでは判断できない。
UT用のHB・HYシャフトをFWへ入れてもいい?
FW用と別の用途・先端径・設計であることが多い。同じブランド名でも互換と考えず、ヘッドとメーカーの指定を確認する。この記事の重量表はFW用だけで揃えている。
最近の純正でも、そのまま使っていい?
ドライバーとの重量のつながりがよく、欲しい高さ・距離・左右の幅が出ていれば、そのまま使える。純正の中でも重さや性格の違いを比べ、そこで足りないところが出たらカスタムへ進む。