女性会員を認めて9年 ミュアフィールドが女子アマを初開催するまで
GOLF DNA編集部🌐

3行まとめ
- 2017年、ミュアフィールドの運営母体は621票中498票で女性会員を認める規則変更を可決。
- 12人の女性候補を初めて正式招待したのは2019年だった。
- 2026年にはR&Aの女子アマが同コースで初開催され、制度変更が現場で形になるまでの時間が見える。
498対123。2017年3月14日、ミュアフィールドの運営母体HCEGは、女性が会員になれるよう規則を変更することを決めた。総投票数は621票、投票率は92.7%。賛成498票で80.2%を占めた。
ここで変わったのは、女性が会員になれるかどうかという制度だ。投票結果を受け、R&Aはミュアフィールドを全英オープン開催会場の対象へ戻すと確認した。ただ、規則が変わった日と、実際に女性が会員候補として迎えられる日は同じではなかった。
最初の12人が招かれたのは2年後
次の節目として確認できるのは2019年6月27日だ。HCEGは女性12人を、同年7月1日から会員資格を得るよう正式に招待した。3人の男性とともに、男女とも同じ伝統的な加入手続きを経たとクラブ側は説明している。
資料で確認できるのは「12人が正式招待された」までで、12人全員の入会完了日は個別確認できていない。2017年の投票だけを見れば一日の出来事だが、女性の会員候補が実際に招かれるまでには約2年の時間差があった。
2026年、女子アマが初めてミュアフィールドへ
さらに2026年6月、R&Aの女子アマチュア選手権(The Women’s Amateur Championship)がミュアフィールドで初めて開催された。大会への応募は276件で、出場枠は144人。33か国の選手が集まった。
優勝したのはフランスのValentine Delon。決勝でスペインのAndrea Revueltaを3&1で破った。
2017年の規則変更から数えると9年。会員資格の変更、女性候補の正式招待、そして女子アマチュア選手権の初開催は、それぞれ別の節目として現れた。
「決めた日」と「景色が変わる日」は別にある
この三つを一本の単純な因果関係として結ぶことはできない。R&Aの対応だけが規則変更の原因だったとも、2017年の投票だけで2026年の大会開催が決まったとも確認されていない。
それでも時系列には意味がある。制度は投票で一日に変えられても、その後に誰が会員候補として迎えられ、どんな大会がその場所で行われるかまでを見ると、変化は年単位で進む。ミュアフィールドの9年間は、ゴルフ界の変化を「決議の日」だけでなく、現場で形になるところまで追う面白さを示している。
出典:upi.com / Sky Sports Golf / sports.yahoo.com / The R&A(2)
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- その年、USGAとR&Aは映像の「裸眼」基準を導入し、2018年から視聴者通報を判定手順から外した。
- 2026年現在も映像は使うが、責任を無数の視聴者ではなく競技委員会側へ置く設計が残っている。