14歳の関天朗に1打罰、それでも予選通過 マスターズで動いた「40秒」規定
GOLF DNA編集部🇺🇸

3行まとめ
- 2013年マスターズ第2ラウンド、14歳5か月の関天朗は12番から計時され、13番で警告、17番でスロープレーの1打罰を受けた。
- それでも通算+4でカットラインちょうどに残った。
- 40秒規定が実際の打数へ変わった手順と、1打増えても予選通過した顛末を追う。
2013年マスターズ第2ラウンド。14歳5か月の関天朗に、スロープレーで1打罰が科された。しかも、その1打が加わった後も関は通算+4で予選を通過した。カットラインもちょうど+4だった。
何が起きたのか。競技委員会の説明では、関の組は10番で所定の位置から遅れた。関は12番から計時対象となり、13番の第2打後に最初の警告を受けている。
当時のマスターズのペース規定では、3人組に割り当てられたラウンド時間は4時間38分。計時対象となった選手は1打40秒が基準で、最初の超過は警告、2回目で1打罰、3回目は追加2打罰、4回目は失格という運用だった。
関に実際の打数が加わったのは17番だ。第2打が再び40秒の制限を大幅に超えたとして、競技委員会は1打罰を科した。今回の根拠資料では、そのショットに要した具体的な秒数までは確認できない。確認できるのは、競技委員会が「40秒を大幅に超えた」と説明したことだ。
この罰で17番のパー4は「5」となり、関の第2ラウンドは75。36ホールを終えた通算スコアは+4になった。
それでも予選落ちにはならなかった。当時のマスターズでは、36ホール終了時の上位50位タイまでに加え、首位から10打以内の選手も決勝ラウンドへ進めた。第2ラウンド終了時の首位ジェイソン・デイは-6。関の+4はちょうど10打差で、同時にその年のカットラインそのものでもあった。1打罰を受けながら、線上で踏みとどまったことになる。
2013年の関のケースを順に追うと、裁定は突然の1打罰ではない。10番で組が遅れ、12番から計時、13番で警告、17番で再び40秒基準を大幅に超過して1打罰。そして、その1打を加えても+4で予選通過した。
スロープレーという曖昧に見えやすい問題が、マスターズでは「計時→警告→再度の超過→1打」という形で実際のスコアへ変わった。その重さが最もはっきり見えるのが、14歳の関天朗がカットラインちょうどに残ったこの第2ラウンドだった。
出典:espn.com / foxsports.com(2) / PGA TOUR
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