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パーマーのグリーンジャケットまで盗まれた マスターズの倉庫で13年続いた事件
GOLF DNA編集部🇺🇸
3行まとめ
- マスターズの倉庫担当者が2009年から2022年まで、関連商品や歴史資料を盗んでいた。
- 盗品にはパーマーら歴代王者3人のグリーンジャケットも含まれる。
- 品物は仲介業者へ渡り、元担当者は2025年に懲役1年と賠償を命じられた。
マスターズ王者の象徴として知られるグリーンジャケット。その歴代王者のジャケットが、オーガスタナショナルの倉庫から持ち出されていた。しかも一度きりではない。盗難は2009年から2022年まで続いた。
売店の商品と、二度と作れない資料
米司法省によると、倉庫担当だったリチャード・ブレンダン・グロベンスキーは、シャツや帽子、旗、時計などのマスターズ関連商品を繰り返し盗んだ。さらにアーノルド・パーマー、ジーン・サラゼン、ベン・ホーガンのグリーンジャケットや、ボビー・ジョーンズの署名入り文書・手紙も盗品に含まれていた。
翌年また作れる商品と、同じものを作れないゴルフ史の資料。両方が同じ倉庫から流出していた点が、この事件をただのグッズ盗難では終わらせない。
フロリダの仲介業者へ流れた
盗まれた商品はフロリダのオンライン仲介業者に渡り、グロベンスキーには約530万ドルが支払われた。歴史資料でも、仲介業者らから約30万ドルを受け取ったという。業者側は、それらをさらに高い価格で再販売していた。
司法省の資料が示すのは、倉庫から品物が長期間にわたり持ち出され、売買されたという事実だ。一方、13年間発覚しなかった理由の全体像や、個々の資料が最終的にどこへ戻ったかまでは、この発表だけでは分からない。
2025年に懲役1年の判決
グロベンスキーは2024年に有罪を認め、2025年3月には懲役1年と、オーガスタナショナルへの344万8842ドルの賠償を命じられた。売却で受け取った約560万ドルと賠償額は、同じ数字ではない。
ゴルフの宝物を守っていたはずの倉庫から、パーマーたちのジャケットが外へ出ていた。事件の怖さは、高価な一着が消えたことだけでなく、それが13年続いたことにある。
出典:justice.gov(2)
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