日曜のオールドコースはゴルフ休止 代わりに犬と町の人が歩く
GOLF DNA編集部🇬🇧
3行まとめ
- セントアンドリュースのオールドコースは、通常の日曜日にプレーを休む。
- その日は住民や旅行者が犬の散歩や記念撮影を楽しむ様子が現地で伝えられている。
- 世界的なゴルフの聖地にも、週に一度だけ「打たない日」が残っている。
セントアンドリュースのオールドコースを回りたいなら、日曜日は予定から外した方がいい。世界中のゴルファーが予約を狙うコースなのに、通常の日曜はプレーを休む。
その日のフェアウェイには、別の主役がいる。犬を連れた町の人、散歩中の旅行者、スウィルカン・ブリッジで写真を撮る人たちだ。
橋の上に、ゴルファーではなく犬
2022年に現地を歩いたGOLF.comの記者は、17番グリーン付近で犬がスウィルカン・ブリッジへ駆け上がり、記念撮影に入り込む場面を伝えた。別の記者も2023年の日曜日、犬の散歩やジョギングをする人がコースを歩く様子を記録している。
見慣れたゴルフ場の写真を思い浮かべると、少し不思議だ。平日なら一打の行方を追うフェアウェイが、その日は町を歩く場所になる。「公園」は現地記者による使われ方の表現で、公式に公園へ用途変更されるわけではない。
金曜日の抽選がない理由
St Andrews Linksの公式予約案内には、オールドコースは日曜日に閉じるため、金曜日の抽選を行わないと明記されている。抽選は原則プレーの2日前。つまり金曜に申し込んで日曜にプレーする通常の枠がない。
2026年現在も続く運用だが、大会や特別行事には例外がある。訪問を考えるなら、散歩できる範囲も含めて当日の案内を確認したい。
古い習慣を、いまも残す
なぜ日曜にゴルフをしないのか。2015年の現地取材で、歴史家は日曜の競技を避ける習慣を少なくとも16世紀の安息日の規制に結びつけた。一方、コースを休ませる意味も語り継がれている。現在の公式予約案内は休場という事実を示すが、理由を一つに決めてはいない。
St Andrews Linksは、1552年の憲章が町の人々にリンクスでゴルフをする権利を認めた歴史も紹介している。これが日曜休場の直接の理由だという証拠ではない。ただ、オールドコースを観光客だけの特別な場所と考えると見落とす、町との長い関係がある。
プレーをしない日にも人が集まる。ゴルフの聖地を面白くしているのは、18ホールの難しさだけではないのかもしれない。
出典:standrews.com(2) / GOLF.com(2) / irishtimes.com
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