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午前4時に木を切り、夜明けには芝を張る! オークモント「1万2600本超」の逆転
GOLF DNA編集部🇺🇸
3行まとめ
- 米名門オークモントでは、作業班が午前4時から木を切り、夜明けまでに切株や木くずの跡を消した。
- 初期に約500本を秘密裏に撤去した計画は、会員の反発を経て2016年までに1万2600本超へ。
- 理由は木を嫌ったからではない。
午前4時、まだ会員が眠るオークモント・カントリークラブに作業班が集まる。木を切り、枝を運び、切株を削る。木くずを吸い取り、最後は芝を張る。夜明けに来た人には、そこに木があったことさえ分かりにくい。
米ゴルフ誌『Golf Digest』が記録した、1990年代の伐採計画の始まり方だ。この方法で約500本を撤去したところで会員に気づかれ、賛否が噴き出した。そこまでして、なぜ木を切るのか。
「昔からの森」は、後からできた
全米ゴルフ協会(USGA)によると、1903年にコースを築いたヘンリー・C・フォウンズが目指したのは、見通しのよい荒々しい景観だった。ところが後年、植樹が進む。1973年の全米オープン時のクラブ資料には、3200本を追加したと記されている。木が育つとホール間の視界が閉じ、芝にも日陰が増えた。
転機は1990年代初めに見つかった1950年の航空写真。写っていたのは、ほとんど木のないコースだった。クラブはそれを設計を取り戻す手掛かりにした。木を減らすと、隠れていたバンカーや地形の起伏、ホールを見渡す景色が再び現れた。
USGAが2016年に数えた撤去本数は、20年ほどで**1万2600本超**。夜明け前の秘密作業は、コースの風景そのものを変える長い復元計画になった。
どのゴルフ場でも木を切ればいい、という話ではない。オークモントで面白いのは、長く見慣れた木々を取り除いて初めて、もっと古い設計が見えたことだ。
出典:Golf Digest(2) / USGA
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- 目的は「自然破壊」ではなく、創設時の開けた設計を取り戻し、芝の日照や管理負荷まで見直すことだった。
- ただし散水31%減を樹木撤去だけの効果とは言えない。
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