葉っぱに当たったパットを、そのまま沈めて4罰打 今なら正解の一打
GOLF DNA編集部🇺🇸
3行まとめ
- 2017年、マシュー・サウスゲートのパットが風に飛ばされた葉に当たり、カップを外れた。
- 残った球を沈めたところ、当時は打ち直しが必要だったため計4罰打を受けた。
- 現行ルールなら葉に当たっても無罰で、球が止まった場所から続ける。
2017年、翌季のPGAツアー出場権を争う大会の最終日。マシュー・サウスゲートは15番で、約1.8mのバーディーパットを打った。球はカップへ向かって転がる。そこへ風に飛ばされた葉が横切り、球に当たった。パットは右へ外れた。
サウスゲートは残った短いパットを沈めた。グリーンでは何でもない次の一打に見える。ところが、この一打から4罰打が生まれた。
問題は葉ではなく、次の一打だった
当時の規則では、グリーンから打った球が動いている外的要因に当たった場合、そのパットを取り消し、元の場所から打ち直さなければならなかった。
サウスゲートは外れた球をそのままプレーし、スコアカードを提出した。大会側が映像から事態を把握したのは、その後だ。打ち直さずに別の場所からプレーしたことに2罰打、誤ったスコアでカードを提出したことにさらに2罰打。計4罰打で、最終日のスコアは79になった。
その大会は、翌季のPGAツアーカードを争う4大会のうち3戦目だった。サウスゲートは最終戦を迎える時点で資格圏内の20位だったが、結局カードを得られなかった。ただし、葉の一件だけでカードを逃したと断定することはできない。
同じ葉が今飛んできたら?
ここで話が反転する。2019年の規則改訂後は、グリーン上で打った球が偶然、風に飛ばされた葉に当たっても、打ち直さない。
現行規則11.1にはグリーン上での打ち直しが必要な例外もあるが、切り離された葉はそこに含まれない。USGAの教材もこの場面を取り上げ、「無罰で、球が止まった場所から次を打つ」と明記している。
つまり、サウスゲートが2017年に取った行動は、今なら正しい。葉が球を曲げた事実は同じでも、正解の次の一打が変わったのだ。
ゴルフの規則は、昔の失敗談を今のプレーにそのまま当てはめると危ない。思い出すべきは「葉に当たったら4罰打」ではなく、いつの規則でプレーしているか、である。
出典:golfchannel.com(2) / USGA(2) / The R&A
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