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18ホールはウイスキー18杯分? 真相は「22ホールを畳んだ」1764年の改修だった
GOLF DNA編集部🇬🇧
3行まとめ
- 1ホール1杯ずつ飲み、ウイスキーが空になるから18ホール――覚えやすい説だが、裏づける当時の記録は確認されていない。
- セントアンドリュースはもともと往復22ホール。
- 1764年に短いホールをまとめ、片道11から9、往復18になった。
1ホールにウイスキーを1杯。18杯で瓶が空になるから、ゴルフは18ホール――。19番ホールで話すには完璧だが、数字の由来としては出来すぎている。
米国ゴルフ協会(USGA)が説明する史実は、ずっと実務的だ。かつてのセントアンドリュースは海沿いに11ホールを進み、同じ道を11ホール戻る。1ラウンドは計22ホールだった。
22を18にしたのは、短いホールの整理
1764年、短すぎるとされた複数のホールをまとめた。片道11ホールが9ホールになり、往復で18ホール。18という数を酒量から決めたのではなく、コースを直した結果だった。
しかも、この時点で世界が一斉に18ホールへそろったわけではない。昔のコースには6ホールから20ホールを超えるものまであった。ゴルフ史家ピーター・ルイスの研究を紹介したUSGAの記事によると、18ホールが理想の数とみなされるようになったのは、ゴルフ人気が広がった1880年代。1764年から100年以上後のことだ。
では、ウイスキー説は? 元R&Aの歴史研究責任者でもあるルイスは、R&Aの議事録にボトルの量とオールドコースのホール数を結び付ける記録は見つからなかったとする。日本のゴルフ研究者・北徹朗氏がその調査を紹介している。伝説を最初に誰が言い出したかまでは分からないが、少なくとも記録で確認できる改修理由とは違う。
もう一つ面白い。今のゴルフ規則5.1は、1ラウンドを「18ホール以下」と定める。18は世界の標準になったが、9ホールのラウンドも規則の外ではない。
酒瓶より地味なコース改修が、時間をかけて世界の当たり前になった。こちらの話も、次の19番ホールで十分に使える。
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