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「いつもの9番」に立ったら17番ティー!? スピースとステンソン、2人そろって2罰打
GOLF DNA編集部🇧🇸
3行まとめ
- 2021年の大会最終日、スピースとステンソンは9番で、実は17番用だったティーマーカーから打った。
- そこは前日まで9番のマーカーが置かれていた場所。
- 間違いを見つけたのはテレビ中継側だった。
スピースは打つ順番を取り違え、ボールも前に置きすぎた。キャディーに直されてようやくドライバーを振った。ところが、そこは9番のティーではなかった。隣で打ったヘンリク・ステンソンも同じ間違い。2021年のヒーロー・ワールド・チャレンジ最終日、世界的な選手2人がそろって17番用のティーマーカーから9番を始めてしまった。
昨日まで正しかった場所が、今日は違った
2人が適当に歩いたわけではない。大会側は最終日、前日まで9番のマーカーしかなかった場所へ、17番のマーカーを移していた。最初の組だった2人は、8番を終えると前日までと同じ場所へ向かった。いつもの場所に見えたのに、そこに置かれたマーカーは別のホール用だった。
間違いに気づいたのは選手でもキャディーでもなく、テレビ中継側。連絡を受けた競技委員が第2打の前に追いつき、2人は正しい9番ティーへ戻って打ち直した。それぞれ2罰打。ステンソンはダブルボギー、スピースはトリプルボギーになった。ステンソンは、9ホールで切り上げて空港へ行けないかと冗談まで飛ばしたという。
最初のドライバーは数えない。でも2罰打
この大会はストロークプレー。現行の規則6.1b(2)では、違うホールのティーマーカーから始めた球はインプレーにならず、そのショットはスコアに数えない。正しいティーからやり直し、2罰打を加える。次のホールを始めるまでに直さなければ失格だ。あの日も、テレビ側が見つけなければ、そのまま10番を始めて失格になり得た。
ティーイングエリアは、見慣れた芝の場所ではなく、その日に置かれたマーカーで決まる。順番とボールの位置まで気にしていたスピースが、いちばん大きな「場所」を見落とした。人間の目は、標識より先に習慣を信じてしまうらしい。
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