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約40本の倒木で観客は入れず、それでもタイガーは67を出した

GOLF DNA編集部🇺🇸

3行まとめ
  • 2012年のAT&Tナショナルは、前夜の嵐で約40本の木が倒れ、第3ラウンドを観客の入場なしで行った。
  • タイガー・ウッズはボギーなしの67を出し、首位と1打差へ浮上した。
  • プレーは再開できても観客は入れられない。
嵐の後に観客を入れず競技を続けた大会を題材に、手前の倒木と人のいない観客側、離れた場所で続くプレーを描いたAI生成の概念イラスト。実在コースの地形や倒木の位置、タイガー・ウッズを再現したものではない。

2012年6月30日、AT&Tナショナルの第3ラウンドで、タイガー・ウッズはボギーなしの67を出した。前夜の嵐で約40本の木が倒れ、観客を入れられなくなったコースでのスコアだった。

普段なら大きなギャラリーがウッズについて歩く。それが、この土曜日は違った。選手は競技を続けられたが、観客を迎える準備までは整っていなかった。

開始は約6時間遅れ、観客の入場は見送った

舞台はワシントンD.C.近郊のコングレッショナルCC。6月29日夜、周辺を激しい雷雨帯が通過した。米国立気象局は、この広範囲に被害をもたらした暴風を「デレチョ」として記録している。

ウッズの公式サイトが伝えた倒木は約40本。枝やがれきもコースに散乱し、片づけのため翌朝の開始は約6時間遅れた。安全上の懸念から、観客と一般のボランティアの入場は認められなかった。

当時の米国男子(PGAツアー)競技担当者マーク・ラッセルは、ぶら下がった枝やがれきが残り、安全ではないと説明している。復旧が進んでプレーできるようになったことと、大勢を入れてよいことは、同じ判断ではなかった。

選手は2人組ではなく3人組になり、1番と10番の両方からスタート。ウッズは首位に5打差で、この変則的な土曜日に出ていった。

チップインの歓声は小さくても、仕事は同じ

無観客開催といっても、コースが無人だったわけではない。スタッフやメディアなどは残り、当時の記事ではウッズの組を追った人も約75人いたとされる。

ウッズは記者会見で、6番のチップインも普段ほどの歓声にはならなかったと説明した。一方で、テレビクルーのカートが移動し、ショットのラインに入ってしまうことは、その日もあったという。観客を入れなくても、何も気にせず打てる環境になったわけではない。

ただ、ウッズが強調したのは人数の違いより、ショットの実行だった。フェアウェイの適切な側へ置き、グリーンの狙う場所へ運び、カップへ入れる。大勢が見ていても少人数でも、その仕事は変わらないという説明だ。

67で通算6アンダー。出るときには5打あった首位との差を、1打まで縮めた。

翌日はファンが戻り、74勝目が決まった

7月1日の最終ラウンドには、再び観客が入場した。ウッズは69で回り、通算8アンダー276。ボー・バンペルトに2打差をつけ、米国男子(PGAツアー)通算74勝目を挙げた。

優勝した日にはファンがいた。その前日には、プレーのための片づけを進めながら、観客の入場は見送った。二日を並べて見ると、この大会は単に「嵐のあとも続けた」のではなく、競技を再開することと観客を迎えることを分けて進めた一戦だった。

出典:weather.gov / news.tigerwoods.com(2・3)

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タイガーの打球が片山晋呉の80cm先へ 警告の旗はなぜ届かなかった?

3行まとめ
  • 2006年ダンロップフェニックスの13番で、ウッズのティーショットが前組の片山晋呉の約80cm先に落ちた。
  • 前組がまだグリーンにいると知らせる黄色旗は出ていたが、林越しに狙ったウッズの視界には入らなかった。
  • 日本男子(JGTO)は旗の示し方や係員の配置の不備を認め、安全対策を見直す方針を示した。
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