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松山英樹の 球を カートが 踏んだ 無罰で 戻せた 砂地の 珍事と、 その後の 優勝
2025年12月5日、バハマで行われたヒーローワールドチャレンジ第2ラウンド。松山英樹が16番で見つけた球は、上部しか見えないほど砂へ押し込まれていた。球のそばにはカートのタイヤ痕が残っていた。
Golf Monthlyによると、ティーショットが止まった直後の中継映像では球は深く埋まっておらず、その後カートに踏まれたという。Skratchが同日公開した映像にも、砂地のタイヤ痕と、球を持ち上げる場面が映っている。
松山は無罰で球を戻し、このホールをパーで切り抜けた。
埋まったから、ではなく動かされたから
この処置の根拠はゴルフ規則9.6。止まっている球を外的影響が動かしたことが分かっている、または事実上確実な場合は、罰なしで元の位置へリプレースする。元の位置が分からなければ推定する。
見た目だけなら「埋まった球の救済」に思えるが、規則16.3は、直前のショットでできた自分のピッチマークに球が食い込んだ場合を扱う。人などが踏んで押し込んだ球とは区別される。松山のケースで重要なのは、埋まり方より、止まった後に何が起きたかだった。
好きな場所へドロップできるわけではない
規則9.6で求められるのは元の位置へのリプレースで、打ちやすい場所を選ぶドロップではない。砂の中の元のライが変わった場合、規則14.2dでは、そのライをできるだけ再現して戻すよう定めている。
松山はこの日66を記録し、通算10アンダーの首位タイへ。2日後の最終日には64を出し、通算22アンダーで並んだアレックス・ノレンをプレーオフで下して優勝した。
カートに踏まれた球をそのまま打つ必要はなかった。ただし、無罰という結論だけを覚えても、同じ見た目の球に同じ処置ができるとは限らない。「最初はどこに止まり、何によって動いたか」まで確かめることが、正しい処置につながる。
3行まとめ
- 松山英樹は2025年のヒーローワールドチャレンジで、カートに踏まれて砂へ押し込まれた球を無罰で戻した。
- ポイントは「砂に埋まったこと」ではなく、止まっていた球を外的影響が動かしたこと。
- 松山はそのホールをパーで終え、2日後にはプレーオフを制して大会優勝を飾った。
出典:Golf Monthly / instagram.com / The R&A(2・3) / heroworldchallenge.com(2)
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