コラムその他
ロープで 愛用パターを 折った ランガー、 翌日は 借り物で 67
長く使ってきたパターが、試合前日にロープに引っかかって折れる。2021年7月、ベルンハルト・ランガーに起きたのは、そんな事故だった。ところが翌日、借り物のパターで回ったスコアは67。当時63歳のランガーは、米国シニアツアーの大会で首位と1打差の発進を切った。
カートでロープの下を通っただけだった
舞台はニューヨーク州エンディコットのエンジョイGC。ディックス・スポーティンググッズ・オープン開幕前のプロアマで、ランガーはカートを運転して観客用ロープの下を通った。その際、パターがロープに引っかかり、シャフトが折れたと[Golf Digestは当時のテレビ中継をもとに報じている](https://www.golfdigest.com/story/bernhard-langer-breaks-putter-of-20-years-in-the-most-amateur-way-ever)。
使っていたのは約20年愛用してきたオデッセイの長尺パター。同じ組で初日を回るスコット・マッキャロンが予備の長尺パターを貸してくれた。メーカーは別のスコッティ・キャメロンだった。
貸し主が返してほしくなる前半31
7月2日の初日、ランガーは前半を6アンダーの31で終えた。Golf Digestによれば、これを見たマッキャロンは冗談でパターを返してほしいと言ったという。前日には代用品を探していた選手が、翌日には貸し主をそんな気分にさせる出だしを見せた。
ただし、31を全部パターの手柄にはできない。[米国男子(PGAツアー)公式掲載のAP報道](https://www.pgatour.com/pgatour-champions/article/news/daily-wrapup/2021/07/02/bernhard-langer-shoots-67-at-dick-s-sporting-goods-open-with-borrowed-putter--backup-caddie)によると、8番パー5のイーグルはウェッジのショットが直接入ったものだった。
67でも、短いパットは外していた
後半は2バーディ、3ボギーで、18ホールでは5アンダーの67。ランガーは16、17番で短いパットを外したことも振り返り、もっと少ないスコアで回れた余地があったと話している。
愛用品を失った翌日に67を出し、貸し主から返却を求める冗談まで飛び出した。それでも本人の振り返りには、借り物でよくやったという満足だけでなく、取りこぼしたパットが具体的に残っていた。
3行まとめ
- ベルンハルト・ランガーは2021年の大会前日、カートでロープの下を通った際に愛用の長尺パターを折ってしまった。
- 翌日はスコット・マッキャロンの予備パターを借り、前半31、18ホールでは67を記録した。
- 好発進を見た貸し主が返却を求める冗談を口にする一方、本人は終盤に短いパットを外したことも振り返っている。
出典:PGA TOUR / Golf Digest
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