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同組2人はウェッジとドライバーでパット、パターを持つ片岡尚之が緊張した

同じ組の2人のパターが壊れ、1人はウェッジ、もう1人はドライバーでグリーン上のプレーを続けた。ところが、長いパットまで決めてしまう。その後に打つのは、普通のパターを持っている自分だ。

短く刈ったグリーンで、芝に直接置かれた球へドライバーを構える概念イラスト。実際の選手や用具、コースを再現した画像ではない。

2024年5月3日、中日クラウンズ第2ラウンドで、片岡尚之はそんな緊張を味わった。舞台は愛知県の名古屋ゴルフ倶楽部和合コース。同組は池村寛世とショーン・ノリスだった。

蹴って折れたパターと、構えたら抜けたヘッド

最初にパターを失ったのは池村。GDOの当日取材によると、パーパットを外した後にクラブを蹴り、シャフトが折れた。乱暴な取り扱いによる破損で交換が認められず、ウェッジで続けることになった。

使ったのはウェッジの刃にあたる部分。池村はその形を直線的に調整してもらっており、本人にとっては意外と違和感が少なかったという。

ノリスは後半3番で構えた際に、パターのヘッドからシャフトが抜けた。こちらが選んだ代用品はドライバー。普段から長尺パターを使っているため、長さのイメージを優先した選択だった。ただし、距離感を合わせるのは難しかったとも話している。

2人が入れた後に残った、約2.7ヤード

後半7番では、ウェッジの池村とドライバーのノリスが、そろって長いパットを決めた。パターが無事な片岡には、約2.7ヤードのパーパットが残っていた。

片岡は、パターを使わない2人が入れているのに、自分だけ外すのは恥ずかしい、と感じたことを明かした。道具を失った側ではなく、いつもの道具を使える側にプレッシャーがかかった。

片岡もその一打を沈めた。本人が、この日いちばんほっとしたと振り返ったパットだった。

代用品は使えても、交換には条件がある

グリーン上で必ずパターを使うという規則はない。適合するクラブを用い、クラブヘッドの一部で正当に打つ必要があり、押したり引きずったりする打ち方は認められない。

一方、壊れたクラブを交換できるかは別の話だ。規則4.1a(2)は、乱暴な取り扱いを除き、損傷したクラブの修理・交換を認める。交換時にはプレーを不当に遅らせないなどの条件もある。

池村が蹴って折ったケースと、ノリスが構えた際にヘッドが抜けたケースを、同じ「パター破損」でまとめることはできない。そしてこの日は、どちらも手持ちの別のクラブでプレーを続け、片岡の約2.7ヤードをいつもとは違う一打にした。

3行まとめ
  • 2024年の中日クラウンズで、同組の池村寛世とショーン・ノリスのパターが相次いで壊れ、ウェッジとドライバーでプレーを続けた。
  • 2人が長いパットを決めた後、普通のパターを持つ片岡尚之には約2.7ヤードが残った。
  • 自分だけ外したら、と緊張したという。

GOLF DNA編集部🇯🇵

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出典:JGTO / GDOニュース / The R&A(2)

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