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池の魚がボールをさらった 無罰で戻せても、元の場所は水の中

グリーンから転がり落ちたゴルフボールが池に入る。そこへ魚が近づき、球を持ち去ったように見えた。2026年8月9日、米ニュージャージー州で行われた男子(LIVゴルフ)の最終日に、シャール・シュワーツェルの一打が思わぬ注目を集めた。

池の水中で、一匹の魚が白いゴルフボールへ口を近づける。記事の珍場面を象徴するAI生成の概念イラストで、実際の映像や飲み込みの再現ではない。

ロイターの報道によると、舞台はベッドミンスターの7番、134ヤードのパー3。シュワーツェルは1罰打を加え、このホールをボギーで終えた。記事は中継映像の様子を伝えているが、魚が実際に球を飲み込んだかどうかまでは確定していない。

魚に球を奪われ、そのうえ罰打まで加わった。そう読むと気の毒な話だ。ただ、規則を確かめると「魚が動かしたから1罰打」という単純な関係ではない。

無罰で戻せるのは、魚が触る前の場所

R&Aの規則9.6では、止まっていた球を動物などの「外的影響」が動かしたことが明らか、またはほぼ確実なら、罰なしで元の場所へリプレースする。正確な場所が分からなければ推定する。この処置は、元の球が見つからなくても適用される。

たとえば、フェアウェイの球をカラスが持ち去ったなら、戻す先は元のフェアウェイの場所だ。ところが、池の中で止まった球を魚が動かしたなら、戻す先も池の中になる。動物が動かしたというだけで、グリーンや池の外の芝へ置けるわけではない。

また、元の球を合理的な努力と数秒以内で回収できず、自分で故意に回収不能にしたのでなければ、規則14.2aによって別の球を使える。魚を追って元の球を取り戻すことが、無罰処置の必須条件ではない。

池の外へ出る救済は、別の選択

球がペナルティーエリア内にあれば、プレー禁止区域などの例外を除き、そのまま打つ選択もある。一方、規則17に従ってエリアの外へ救済を受ける場合は1罰打が加わる。

前のショットを打った場所からやり直す方法や、球が最後にエリアの縁を横切った地点を基準に後方線上へ下がる方法がある。赤いペナルティーエリアなら横方向の救済も選べるが、いずれも規定の場所と範囲があり、好きな芝生へドロップできるわけではない。

ここで分けたいのは、魚による移動を元に戻すことと、池の外からプレーを再開すること。前者が無罰でも、後者の救済には1罰打が伴う。

当日の処置は断定しない

規則解説者のスティーブ・キャロルは、National Club Golferでこの場面を取り上げた。球は魚が近づく前に止まっていたように見えるとし、水中へ戻して打つ代わりに、シュワーツェルが1罰打の救済を選んだ可能性を示している。

ただし、これは映像に基づく解説者の見立てだ。今回確認した資料には、競技委員が球の静止をどう認定し、どの救済方法を適用したかを記した正式な裁定記録はない。規則9.6は止まった球を扱うため、魚が触れた時点でまだ動いていたなら、同じ説明をそのまま当てはめることもできない。

この珍場面から分かるのは、「無罰で戻せる」と「打ちやすい場所へ戻せる」は違うということだ。フェアウェイのカラスと池の魚。同じ動物による球の移動でも、その直前に球があった場所が、次の処置を考える出発点になる。

3行まとめ
  • 男子(LIVゴルフ)でシュワーツェルの池に入った球を、魚が持ち去ったように見える場面が報じられた。
  • 止まった球を動物が動かしたことが明らか、またはほぼ確実なら、元の場所へ戻す処置は無罰。
  • 池の外へ出る救済の1罰打とは、分けて考える必要がある。

GOLF DNA編集部🇺🇸

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出典:malaysia.news.yahoo.com / LIV Golf / The R&A(2・3・4) / National Club Golfer

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バックスイング中の球に、隣ホールの球が直撃 前年は葉っぱで2罰打のペターソン

3行まとめ
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