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全英の 名門で 排水工事中に 不発砲弾 ホイレークが 地雷原だった 時代
全英オープンを13回開き、タイガー・ウッズやロリー・マキロイが優勝したロイヤル・リバプール。ホイレークとも呼ばれるこの英国の名門で、2025年12月12日、いつもの排水工事がプレー中止につながった。スタッフが掘り当てたのは、不発砲弾とみられる物体だった。
芝生の下にあったもの
当時の報道によると、発見物はプレー面から4〜5フィート、約1.2〜1.5メートル下にあった。警察と陸軍の爆発物処理部隊が出動し、コースから人を退避させた。発見地点から離れたクラブハウスは営業を続けていたという。
ゴルフ・ビジネス・ニュースは、同日午後4時ごろに制御爆破が行われ、コースは翌日に再開したと伝えている。クラブ事務局長は地元紙に、戦時中の物ではないかとの見方を示した。ただし、それは製造年や由来を鑑定した結論ではない。
有刺鉄線の向こうにも、グリーンは残った
この話の背景を知る手掛かりは、クラブ自身が公開する「Hoylake at War」にある。1947年、全英開催を前に事務局長ガイ・ファラーが振り返った戦時記録だ。
第二次世界大戦中、海岸沿いのコースには地雷原と有刺鉄線が設けられ、一部のホールが使えなくなった。それでも、本来のグリーンは時折刈られていた。ゴルフを続けるための仮設ホールと、将来へ残す芝生が並存していたのである。
1944年夏には工兵部隊が地雷を撤去し、1945年春から復旧が本格化した。荒れたバンカーや雑草だけでなく、鉄線、塹壕、防御施設も片づけなければならなかった。
防御施設の跡は砂丘へ
記録には、解体したコンクリートを溝へ埋め、砂と土をかぶせて草を植えたことも残る。戦争で変わった土地に手を入れ、再びリンクスの景観へ戻していったのだ。1947年には全英オープンを開催し、フレッド・デーリーが優勝した。
ただし、2025年の発見物が、1944年の地雷撤去で残された物だと確認されたわけではない。地雷と砲弾も別物だ。二つの出来事を因果関係でつなぐことはできない。
それでも、名門を復旧した人々の記録を読むと、コース管理は単に芝を刈る仕事ではなかったと分かる。今あるグリーンの手前には、もう一度ゴルフができる土地へ戻す長い作業があった。
3行まとめ
- 全英オープン会場のロイヤル・リバプールで2025年12月、排水工事中に不発砲弾とみられる物体が見つかった。
- コースは一時閉鎖され、専門部隊の制御爆破を経て翌日に再開した。
- クラブの戦時記録をたどると、地雷原や有刺鉄線から芝生を取り戻した歴史が見えてくる。
出典:royal-liverpool-golf.com / Golf Business News / Golf Monthly / The Open
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