ニュース

コラムツアー・選手

マスターズ12番、38年間エースなし 最後の記念球を小川へ投げた選手の話

マスターズ本戦の12番は155ヤードのパー3。それでもホールインワンは歴代3回しかなく、最後の記録は1988年のカーティス・ストレンジだ。2026年大会を終えても、次のエースは生まれていない。

ホールインワンの記念球が、手を離れて小川へ落ちる瞬間の概念イラスト。

さらに奇妙なのは、その最後の一球の行方である。ストレンジはカップから取り出した記念球を、グリーン手前のレイズ・クリークへ投げた。1990年の本人取材を再掲載したGOLF.comによれば、特別な理由を考えていたわけではなく、とっさの行動だったという。

狙いどおりではなかった一打

ストレンジは7番アイアンでピンの少し左を狙った。ところが、本人の説明では球は右へ押し出され、グリーンに落ちてからカップへ転がり込んだ。後から見れば完璧な結果だが、打ち出し方向まで計画どおりだったわけではない。

12番の過去のエースは、1947年のクロード・ハーモン、1959年のウィリアム・ハインドマン、そしてストレンジの3人。短いから簡単なホール、とは言い切れない記録だ。

ピンを狙わない理由

12番のグリーンは横長で奥行きが浅く、手前には水がある。風の読みが違えば、良いショットのつもりでも安全な着地点を外す。スコアを競う選手にとっては、カップより広い場所へ運び、大きなミスを避ける選択もある。

38年間エースが出なかった理由を一つに決めることはできない。ただ、最後に入った球が狙いから外れ、その記念球が手元にも残らなかったという対比は、このホールの難しさとゴルフの偶然をよく表している。

3行まとめ
  • マスターズ本戦の12番では、1988年にカーティス・ストレンジが決めて以来、2026年までホールインワンが出ていない。
  • ストレンジはピンの左を狙ったが、右へ押し出した球がカップに入った。
  • しかも、その記念球を手前の小川へ投げた。

GOLF DNA編集部🇺🇸

あとで読む保存した記事へ →

出典:GOLF.com / thegolfnewsnet.com

コラムツアー・選手
その他
🇺🇸

マスターズで選手も観客も空を見た日 84年前の日食は最終日に起きていた

3行まとめ
  • 2024年のマスターズ練習日、オーガスタで部分日食が起き、選手も観客も大会特製の眼鏡で空を見上げた。
  • 観客から眼鏡を借りる選手もいて、練習場の照明は点灯したが、練習への影響は小さかった。
  • 84年前の1940年にも日食が重なっていた。
記事を読む →
コラムツアー・選手
その他
🇺🇸

巨大な案内板を担いだデシャンボー マスターズ13番のバーディーは隣の14番経由

3行まとめ
  • デシャンボーは2024年マスターズの13番で案内板を持ち上げ、右の林から隣の14番方向へ脱出してバーディーを奪った。
  • 元のフェアウェイへ戻すより、次のショットを短い距離から打てると考えた選択だった。
  • 案内板はショット前に戻されたとの現場報道もあり、板の移動とルート選びは分けて捉えたい。
記事を読む →

ニュースを、背景までたどる

関連記事や百科へ。広げた枝はこのブラウザに自動保存。