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68歳の父が最後の約1.5ヤードを沈め、息子とのペアで米ツアー最年長予選通過

68歳の父に残されたのは、約1.5ヤードのパーパットだった。入れば週末も息子とプレーできる。外せば予選落ち。2022年4月22日、米国男子ツアーのチューリッヒクラシックで、ジェイ・ハースはその一打を沈めた。

親子で一つのスコアを作る喜びを、世代の異なる二つの手で表した概念イラスト。実際の選手や大会場面を再現した画像ではない。

39歳の息子ビルと組み、通算8アンダーでカットライン上の予選通過。ジェイは68歳4か月20日で、当時のツアー最年長予選通過記録を更新した。ギネス世界記録も68歳141日として、この親子での達成を掲載している。

最後の一球を、親子で交互に運ぶ

この大会は二人一組の競技だ。各自の球でプレーして良い方のスコアを採用するフォアボールと、一つの球を交互に打つフォアサムを組み合わせる。第2ラウンドは後者だった。

TPCルイジアナの最終18番パー5。父のティーショットはバンカーへ入り、息子が刻んだ。父のアプローチはグリーンに乗ったが、カップまではまだ距離がある。息子がそこから寄せ、最後のパットを父へ渡した。

残った距離は約1.5ヤード。公式記事では4フィート5インチと記されている。これをジェイが決めてパーを守り、この日は71。初日の65と合わせ、予選通過に必要な8アンダーに届いた。

父は初日にも四つのバーディと大事なパーセーブで貢献している。息子の力だけで週末に残った、という話ではない。

子どもの頃のトロフィーは、息子の手元に

ビルはPGAツアー6勝、2011年のフェデックスカップ年間王者。ただ、この大会を迎えた時点の年間順位は168位で、ポイントが必要な立場だった。父が気にしていたのは、自分の出場が息子の一週間を無駄にしないか、ということだった。

二人には、もっと前の親子大会の記憶もある。ビルは子どもの頃、父とディズニー・ワールドの大会に出て手にしたミッキーマウスのトロフィーを、大人になっても持っていた。何位だったかは覚えていないのに、トロフィーは残っている。

今度は、その息子が父を誘って米ツアーのペア戦に出た。最後のパットで父が強く緊張した理由には、自分の記録だけでなく、息子の成績も懸かっていた。

記録を喜びながら、本人が添えた但し書き

それまでの記録は、サム・スニードが1979年に残した67歳2か月23日。43年ぶりの更新だったが、ジェイ自身は、スニードは一人で成し遂げ、自分にはパートナーがいた、と条件の違いに触れている。

最年長という数字は記録として残る。ただし、個人戦と同じ条件で競ったことにはならない。この一戦の面白さは、記録の大きさに加えて、息子が残した一球を父が決め、親子で週末の出場をつかんだところにある。

3行まとめ
  • ジェイ・ハースは2022年、息子ビルと組んだ大会で、68歳での米国男子ツアー最年長予選通過を記録した。
  • 交互に打つ第2ラウンドの最終ホール。
  • 息子が寄せた約1.5ヤードのパーパットを父が決め、カットラインに届いた。

GOLF DNA編集部🇺🇸

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出典:PGA TOUR(2・3) / guinnessworldrecords.com

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頭上の球を打ち出してパー、のはずが2罰打 問題はクラブではなく足の位置

3行まとめ
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