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7年前の M6で 全米プロ優勝 両手グローブと アイアンカバーに 残る 少年時代
今年5月の全米プロを制したアーロン・ライのバッグには、2019年発売のテーラーメイドM6が入っていた。モデル発売から7年。さらに両手にグローブ、アイアンには一本ずつカバー。一見すると古い習慣を守る選手だが、その理由は一つではない。
両手なら自然、片手だと落ち着かない
米国男子(PGAツアー)が紹介した本人の説明によると、両手グローブは8歳の頃に一組をもらったことから始まった。数週間後、父親がバッグに入れ忘れて片手でプレーすると、グリップの感覚が合わなかった。それ以来、両手がライの標準になった。
これは、両手なら誰でも飛ばせるという実験結果ではない。本人が慣れた感覚の話だ。パットでは外すと紹介されており、あらゆる場面で両手着用を貫くわけでもない。
カバーが守るのは、クラブだけではない
アイアンカバーの出発点は父親だった。家計に余裕がなくても、会費やエントリー代、良いクラブを用意してくれた。練習後には溝まで丁寧に掃除し、クラブを守るためカバーを付けたという。
ライがプロになり、用具を提供してもらえる立場になっても、その習慣は残った。カバーには、自分が持つものの価値や、ゴルフを始めた環境を忘れないという意味がある。
一方、M6についてGOLF.comは、別のドライバーを使った時期もありながら、このモデルへ戻ってきたと報じている。新製品を一切試さなかった選手ではない。また、2019年モデルの使用は、同じヘッド個体を7年間無交換で使ったという証明ではない。
全米プロでは最終日65、通算9アンダーで優勝した。旧モデルを選んだ事実はあっても、それだけで勝因や新旧クラブの優劣は決まらない。
グローブには感覚、カバーには家族と道具への思い。ドライバーには、別の選択肢も経た使用の履歴がある。ライのバッグは、残しているものにもそれぞれ違う理由があると教えてくれる。
3行まとめ
- 2026年の全米プロを制したアーロン・ライのドライバーは、2019年発売のテーラーメイドM6だった。
- 両手グローブは8歳から慣れた感覚。
- アイアンカバーには、父親が道具を大切にしていた記憶がある。
出典:PGA TOUR / GOLF.com / pgachampionship.com
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