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7番が 苦手だから 「8」に 改名 ティーガラの アイアンは 刻印を 削り、 鉛まで 足した
苦手な7番アイアンをバッグから抜くのではなく、「7」の刻印を削って「8」に変える。米ツアーのサヒス・ティーガラが2024年にメーカーへ頼んだのは、そんな調整だった。バッグには8番が2本。でも、片方の仕事は7番のままだ。
ミスが続いた7番を、別の名前で使う
きっかけは同年8月のフェデックスカップ・プレーオフだった。米国男子(PGAツアー)に掲載されたGolfWRXの取材で、ティーガラは2週間に7番アイアンで約6回ミスしたと説明している。ダフリや池に入れたショットが重なり、BMW選手権の開催地デンバーで、契約メーカーのPINGに刻印変更を依頼した。
対象はBlueprint Sの7番アイアン。7を削り、8を入れ直した。ただし、本来の8番と取り違えないよう、字体は別にした。PINGの担当者は、このクラブを「8+」と呼んでいたという。
面白いのは、刻印を変えるだけでは作業が終わらなかったことだ。削った金属の分だけヘッドが軽くなるため、背面に鉛テープを貼ってバランスを整えた。数字を見たくないという注文が、重量調整まで必要としたのである。
不吉だから、というわけでもない
本人によれば、7番は昔から好きではないクラブだった。数字の7についても、不運だと考えているのではなく、単に好みではないという。番号の大きいボールを選ぶときも、5、6、8は使い、7は避けるそうだ。
2025年1月、ザ・セントリーで再びこの話をした際にも、子どもの頃から7番が苦手で、練習場でもあまり使わなかったと説明している。
刻印変更後のツアー選手権では、このクラブで良いショットを打てたと振り返った。ただし、それだけでミスが減った効果まで証明されたわけではない。
ティーガラが手放したのは、7番の担当する距離ではなく、ヘッドに見える7という数字だった。クラブの役割を残しながら苦手な見た目を変えるために、字体も重さも整えた。2本の8番には、そんな手間がかかっている。
3行まとめ
- サヒス・ティーガラは2024年、苦手な7番アイアンの刻印を「8」に変え、バッグに8番が2本並ぶようになった。
- 本来の8番とは字体で区別し、削った金属の重さはヘッド背面の鉛テープで補った。
- 番手の役割を捨てず、目に入る数字を変えた。
出典:PGA TOUR / Golf Digest
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