コラムその他
同じ 7番で 4度の ホールインワン 世界記録を 抜いたのは 20年前までの 5度だった
同じホールで4度もホールインワンを決め、世界記録に認定された。ところが翌年、そのニュースを読んだ別のクラブが過去の記録を探すと、すでに亡くなった会員の「同じホールで5度」が見つかった。新しいショットではなく、古い記録が世界記録を塗り替えたのである。
最初の主人公は、オーストラリアの元プロゴルファー、トニー・リッチズ。ABCの取材によれば、約46年間プレーし、パー3でおよそ1万8000回打ったと本人が見積もるまで、ホールインワンは一度もなかった。ようやく初めて入ったのが2015年4月、クラブ・カタリナの7番パー3。ボールは一度弾んで、そのままカップへ飛び込んだという。
その後も2018年に2度、2023年2月に1度、同じ7番で達成した。距離は約161ヤード。リッチズは競技スコアカードやクラブの記録をギネス世界記録へ提出し、2023年に「競技中に同一ホールで達成した最多ホールインワン」として4度が認められた。46年や1万8000回は本人の回想による概算であり、全ラウンドを集計した数字ではない。
4度のニュースが古い記録を掘り起こす
翌2024年、コッテスロー・ゴルフクラブが発表したのは、故バリー・ハーパーの5度だった。1980年から2004年まで、同クラブの13番で達成していた。クラブの歴史担当者はリッチズのニュースをきっかけに記録を調べ、証拠を集めてギネスへ提出したという。ハーパーは2018年に亡くなっている。最後の一打から20年後に、記録が認められた。
現在のギネス公式公開ページには、さらに多い6度の保持者としてジョン・キドルの名がある。1999~2021年に同じ16番で達成した記録だ。ただし、このページから認定時期や5度から6度へ変わった順序までは確定できない。
ホールインワンは打った瞬間に起きるが、世界記録は証拠が見つかり、認められて初めて更新される。リッチズの4度が報じられなければ、ハーパーの古いスコアが再び注目される機会もなかったかもしれない。珍しい一打が、別のクラブの歴史を動かしたのである。
3行まとめ
- 元プロのトニー・リッチズは、クラブ・カタリナの7番で4度ホールインワンを決め、2023年にギネス世界記録に認定された。
- 翌年、そのニュースを知った別のクラブが、故バリー・ハーパーの古い記録を調査。
- 同じ13番で1980~2004年に達成した5度が認められた。
出典:abc.net.au / cottesloegc.com / guinnessworldrecords.com
関連記事
155.5ヤードを パターで 沈めた 雷雨の 中断を 越え、 持ち時間の 最後に 世界記録
3行まとめ
- ヘンリー・グリロが2025年8月、米ウィスコンシン州で約155.5ヤードのパットを沈め、非競技部門のギネス世界記録を達成した。
- 主催者によると、雷雨で約2時間中断。
- 濡れたグリーンで、本人の持ち時間に残った最後の3球の最終球が入った。
85ヤードを パターで ホールインワン ほかの クラブが 不調だった 62歳の 選択
3行まとめ
- 62歳のアンドリュー・イーズデールは2018年、英国の85ヤードのパー3をパターで打ち、ホールインワンを達成した。
- 本人によれば、その日はほかのクラブが振るわず、パターだけが頼りだった。
- 家族が亡き母を偲ぶ旅行中、弟と甥と回った9ホールで生まれた一打だった。
6月6日の 6番で アルバトロス、 それでも 1オーバー 石坂友宏の 一日
3行まとめ
- 石坂友宏は2024年6月6日、日本男子(JGTO)選手権の6番で257ヤードの第2打を直接入れたが、初日は1オーバーの72だった。
- アルバトロスで3打縮めても、ほかの17ホールでは差し引き4打を失った。
- 本人もオーバーパーで終えたことに納得していなかった。