ニュース

コラムツアー・選手

右手一本でパットを試したシェンク、初優勝の最後の一打では左手を添えた

右手一本でパターを動かす。左へ引っかけるミスに悩んだアダム・シェンクが、2025年のバターフィールド・バミューダ選手権で試した方法だ。ところが、PGAツアー243試合目の初優勝を決めた最後の一打では、左手をグリップの上に軽く添えていた。

右手で握るパターに左手を軽く添える様子を示した概念イラスト。

シェンクは大会中の取材で、右手だけだとヘッドが自然に動き、左へのミスを減らせる感覚があると説明した。第3ラウンドには片手で打つ場面もあったが、両手に戻す場面もあった。最初から一つの形で通したわけではない。

風の中では左手が必要だった

最終日の会場には強い風が吹いた。シェンクは、短いパットを片手だけで打つのは難しいと考え、左手をそっと添える形に変えた。最後の18番でもパターのヘッドが風で揺れる中、約5フィートのパーパットを沈め、1打差で優勝した。

大会前の年間ポイント順位は134位。翌年の十分な出場資格が懸かる位置にいたが、優勝で67位まで上がった。本人はホテルのカーペットでも片手の練習を続けたという。切実な試行錯誤だった。

片手パットだけが優勝を生んだ、と結論づけることはできない。シェンク自身、風に応じて握り方を変え、通常のショットや短いパーパットも重ねて勝った。ただ、「左へ引っかける」という困りごとを特定し、右手一本で感覚を確かめ、条件に合わなければ左手も使う。この順序は、自分のパットを見直すときのヒントになる。珍しい形をまねる前に、何を直したいのかを見ることだ。

3行まとめ
  • アダム・シェンクは2025年のバミューダ選手権で右手一本のパットを試し、PGAツアー243試合目で初優勝した。
  • 左へ引っかけるミスを減らしたいのが理由だったが、強風の最終日は左手をグリップに軽く添えた。
  • 変わった打ち方を貫くより、困っているミスと当日の条件に合わせて調整したところに、この話の面白さがある。

GOLF DNA編集部🇧🇲

あとで読む保存した記事へ →

出典:PGA TOUR / Golf Monthly

コラムツアー・選手
試合・記録
🇧🇲

愛犬に挨拶してクラブ一式を忘れたプロ 初日63、3年後には同じ大会で初優勝

3行まとめ
  • アダム・シェンクは2022年、愛犬に挨拶してクラブを置き忘れ、飛行機に乗り遅れたが大会初日に63を出した。
  • 妻が好スコアと一緒に紹介したのは、空港で気づいた仕事道具の忘れ物だった。
  • 3年後の同じバミューダ選手権では、243試合目で米男子ツアー初優勝。
記事を読む →
コラムツアー・選手
試合・記録
🇺🇸

18番で曲げた球が走行中のカートに当たった グローバーは刻んで優勝

3行まとめ
  • 2023年ウィンダム選手権の最終18番で、ルーカス・グローバーが左へ曲げたティーショットは走行中のカートに当たり、ラフへ跳ね返った。
  • 本人は衝突を知らず、後で聞いて冗談だと思ったという。
  • 2打目は刻んでパーとし、2打差でツアー5勝目を挙げた。
記事を読む →

ニュースを、背景までたどる

関連記事や百科へ。広げた枝はこのブラウザに自動保存。