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父が 見限った 約60ドルの パターで 全米アマ制覇 ピオットが 17番で 決めた 逆転の パット
2021年の全米アマチュア選手権決勝。ジェームズ・ピオットは残り9ホールで3ダウンから逆転し、17番で長いパーパットを沈めた。2アンド1で勝ったその手にあったのは、父親が約60ドルで買い、わずか2週間で使うのをやめたパターだった。
PINGの「i-Series Piper H」。ピオットは中学生の頃に父の使わなくなった一本を手に取り、ジュニア時代から高校時代まで長く使った。ヘッドには自分で黄色い照準線を書き込み、古びた見た目から「ガラクタパター」と呼ばれるようになった。
地下室から決勝のグリーンへ
そのパターをずっと使っていたわけではない。大学時代には別のモデルも試し、約2年間使ったパターもあった。2021年夏、パッティングに変化を求めたピオットが向かったのはショップではなく自宅の地下室。新しい一本を買うお金を惜しみ、しまってあった古いPINGを再びバッグへ入れたと本人は語っている。
全米アマ決勝の相手はオースティン・グリーザー。36ホールのマッチプレーで、ピオットは27ホールを終えて3ダウンだった。そこから4ホール続けて取り返して逆転。17番ではバンカーから打った球が反対側のバンカーへ入り、パーを拾うために長いパットが残った。それを決め、相手がバーディーパットを外して勝負がついた。
父親には合わず、息子には長年なじんだ一本。優勝を価格やパターだけのおかげにすることはできないが、最後のパットを任せた道具が、父が見限った古いクラブだったのは確かだ。買い替えを考える前に、手元の道具をもう一度試す。ピオットが地下室で選んだ一本は、そんな選択肢も思い出させる。
3行まとめ
- ジェームズ・ピオットは2021年の全米アマ決勝で、父が2週間で使うのをやめた古いパターを手に逆転優勝した。
- 残り9ホールで3ダウンから4ホール連続で奪い返し、17番では長いパーパットを決めた。
- 一度は地下室にしまった一本を、なぜ大舞台へ戻したのか。
出典:GOLF.com / USGA / read.nxtbook.com
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