コラムルール・安全
1931年の 軽いゴルフボールは 1年で 見直し 重さを 戻し、 直径は 維持
USGAは1931年、ゴルフボールの最大重量を1.55オンス、最小直径を1.68インチとした。翌1932年には重さの上限を1.62オンスへ戻す。USGAの用具規則史によれば、軽い球は風の中で進路を保ちにくく、グリーンの不規則な面にも影響された。直径の下限は1.68インチのまま残った。
コースの長大化に球の規格で対応
USGAが軽い球の試験を始めたのは1924年。大会コースが長くなり、改修や維持に費用がかかることを問題視していた。距離を抑えるために球の規格を変える考えで、1931年には重量を1.55オンス以下、直径を1.68インチ以上とした。
翌年に戻したのは重量
規則史には、軽い球が風の中で進路を保ちにくく、グリーン面の凹凸にも影響されたとある。USGAは1932年、最大重量を1.62オンスへ変更した。1931年に導入した最小直径1.68インチは維持している。
同じ資料によると、当時のR&Aは最大重量1.62オンス、最小直径1.62インチを維持した。USGAとR&Aの規格には直径の差が残った。資料は個別選手の飛距離やメーカー別の販売数を示していない。
3行まとめ
- USGAは長くなるコースと改修・維持費を問題視し、1924年に軽いボールの試験を始めた。
- 1931年の規則は最大重量1.55オンス、最小直径1.68インチ。
- 軽い球は風とグリーン面の影響を受けた。
あとで読む保存した記事へ →
出典:USGA
関連記事
コラムルール・安全
その他🌐
直径差は 約1.5ミリ 英国の 「小さい ゴルフボール」が 1990年に 姿を 消すまで
3行まとめ
- かつて英国と米国では、適合するゴルフボールの最小直径が1.62インチと1.68インチに分かれていた。
- 1970年に中間の1.66インチで統一する案が出たが実現せず、全英オープンは1974年に米国標準を先行採用した。
- 1990年の世界統一まで、同じ競技に二つの球径基準が残った経緯をR&Aの規則史料でたどる。
コラム上達・サイエンス
その他🇺🇸
1日400~500球を 打った 試験機 「アイアン・バイロン」 USGAが 2004年に 交代
3行まとめ
- USGAが1972年に購入した「アイアン・バイロン」は、春と秋に1日400~500球を109mphの一定速度で打った。
- バイロン・ネルソンのスイングを模した機械で、ボールの飛距離試験に使われた。
- 2004年には新しい機械と交代した。
コラムルール・安全
その他🇬🇧
同じ パターが 英国では 禁止、 米国では 使用可 センターシャフトを 巡る 約40年
3行まとめ
- センターシャフトのスケネクタディ・パターは、20世紀前半の英国では使えず、米国では認められていた。
- 発明したのはパットに悩むGEの技術者。
- そのパターを使ったトラヴィスが全米アマと全英アマを制した。