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月面の6番アイアンは片手打ち 宇宙服が邪魔したシェパードのスイング

月ならボールはどこまで飛ぶのか。その前に、クラブをいつも通り振れるのかという問題があった。1971年のアポロ14号で月面に立ったアラン・シェパードは、宇宙服が硬く、両手では打てないと説明している。

厚い宇宙服の手袋でアイアンを片手に握り、球へ構える概念イラスト

採取用の柄に6番アイアン

NASAの回顧記事によると、2回目の月面活動が終わりに近づいたころ、シェパードはテレビカメラの前で手製のクラブを取り出した。採取用の道具の柄に取り付けたのは、6番アイアンだった。

ゴルフ好きの宇宙飛行士は球を落とし、片手でショットを試みる。舞い上がったのは月の砂。仲間からは球より土を多く飛ばしたという声が入り、地上からはスライスに見えたという反応も届いた。

飛距離の言葉と、実際の距離は別

打ち直したシェパードは遠くまで飛んだという豪快な言葉を残した。ただし、その発言を測定された飛距離として扱うことはできない。

この場面の面白さは、月面という特別な場所でも、道具を工夫し、動きにくさと格闘し、ショットに仲間が反応していることだ。低い重力への期待だけでは見えてこない、片手の6番アイアンの話である。

3行まとめ
  • アポロ14号のアラン・シェパードは月面でゴルフをしたが、硬い宇宙服のため両手では振れなかった。
  • 採取用の道具の柄に6番アイアンを付け、月の砂を飛ばしながらショットを試みた。
  • 飛距離の豪快な言葉だけでなく、いつもの動きができない場面にもゴルフらしさがある。

GOLF DNA編集部🌐

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出典:nasa.gov

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