コラムその他
1日に 3球ほど ――1743年の 詩に 残る 羽毛入りゴルフボール作り
羽毛入りのゴルフボール「フェザリー」は、職人が1日に3球作るのが精いっぱいだった。Australian Golf Heritage Societyの歴史解説には、革袋へ湿らせた羽毛を大量に詰める手作業が記されている。
1743年の詩が描いた革と羽毛
エディンバラのリースを舞台にした架空の試合を描く詩『The Goff』は1743年に刊行された。作者はThomas Mathieson。詩には、革を縫い合わせ、羽毛を押し込む職人の姿がある。同団体は、当時のゴルフの様子を知る資料としてこの詩を紹介している。
製法の細部は職人ごとに秘伝があったが、基本は湿った羽毛を小さな革袋へ詰めること。歴史解説によれば、その作業には熟練が要り、1日に3球ほどが限界だった。資料は当時の1球の販売価格を示していない。
買える人が使った羽毛入りの球は、約1850年に、より安価で丈夫なガッティボールへ替わっていった。1743年の詩と後年の歴史解説を合わせると、大量生産以前のボール作りの手間が分かる。
3行まとめ
- 1743年の詩『The Goff』は、革袋へ羽毛を詰めるゴルフボール職人の仕事を描いた。
- Australian Golf Heritage Societyによると、職人が1日に作れるのは3球ほどが精いっぱいだった。
- 羽毛入りの球は約1850年、より安価で丈夫なガッティボールに取って代わられた。
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