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「19番ホール」はなぜバー? 英国の社交文化と岩手の本物の19番
GOLF DNA編集部🌐

3行まとめ
- 英国で「19番ホール」は、18ホール後に仲間と語らうバーを指す
- マッセルバラの4番グリーン脇にあったパブが、最初の19番ホールの発祥といわれる
- 岩手のメイプルカントリークラブには、実際に打てる69ヤード・パー3の19番ホールがある
18番を上がったのに、ゴルフはまだ終わらない。スコアカードをしまったあと、同伴者と一日のショットを振り返る時間まで含めてゴルフ——そんな文化から「19番ホール」という言葉は育った。
19番ホールは、18番の先にある社交場
英国のゴルフクラブでは、プレー後にバーへ立ち寄り、仲間と会話を楽しむことも大切な社交とされてきた。日本では入浴してから帰る流れがなじみ深いが、英国ではクラブハウスのバーがラウンドの余韻を共有する場所になった。
発祥をたどると、4番グリーン脇のパブへ
舞台はスコットランドのマッセルバラ・オールドコース。1672年の正式な記録が残り、1874年から1889年までに全英オープンが6回開かれた古いコースだ。
4番グリーンのすぐ外には「ミセス・フォーマンズ」というパブがあり、最初の19番ホールの発祥といわれている。1930年にはボビー・ジョーンズも立ち寄ったというから、ゴルフ史の一場面と酒場の記憶が同じ場所に重なる。
岩手には、比喩ではない「本物の19番」がある
岩手県のメイプルカントリークラブには、クラブハウスへ戻る途中に69ヤード・パー3の19番ホールが設けられている。名前は「どんとはれ」。遠野地方の方言で「おしまい」を意味する言葉で、最後にもう一度だけ球を打って一日を締める。
19番ホールが残ってきたのは、ゴルフが18ホールの数字だけで完結しないからだろう。好プレーも大叩きも、誰かに話した瞬間にもう一度楽しめる。次のラウンドでは、18番のあとに続く時間まで少し意識してみたい。
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