感覚・足圧
スイング中の足裏の圧は、感覚だけで正しく分かる?
足裏の感覚は動きを振り返る手掛かりにはなりますが、実際の左右配分や圧力中心をどこまで正確に感じ取れるかは、ゴルファーで直接十分に検証されていません。感覚を計測値そのものとして扱わず、必要なら足圧計測と照合します。
スイング中の足裏の圧は、左右の足だけでなく、つま先・前足部・かかとなどの間でも短時間に変わります。インソール型の圧力センサーを使った研究では、足裏の部位やスイング局面、技能レベルによって圧の分布が異なることが示されています。一方、ゴルファー自身が感じた「どこに何%かかったか」を実測値と直接照合した精度研究は、確認できていません。
人が感じる身体の状態には、足裏の触覚に加えて筋や関節の感覚など複数の情報が関わります。固有感覚を乱すとクラブ動作が変化した研究はありますが、これは足圧を正確に感じ取れる証明ではありません。「左足に7割乗った感じ」を実測70%と同一視しない方が安全です。圧力中心の動きも、身体の重心そのものではありません。
足裏の感覚は、自分の動きを再現するための手掛かりとして使えます。良いショットのときの感覚を足圧計測や動画、打点、球筋と照合し、自分の感覚と実際の対応を校正していくと使いやすくなります。
ゴルフ百科へ
最終更新