害虫・雑草管理/線虫
芝の線虫被害は、見た目だけで分かるの?
見た目だけでは確定できません。芝が薄くなる、黄化・しおれ、根が短くなるなどの変化は出ますが、乾燥・排水不良・病害でも似た症状が起こります。
植物寄生性の線虫は芝の根の細胞から栄養を取り、被害が強いと根が短くなったり細い根が減ったりして、水分や養分を吸い上げる力が落ちます。その結果、芝が部分的に薄くなる、黄化する、暑い日にしおれやすい、といった症状が出ることがあります。
ただし、こうした症状は乾燥、排水不良、病害、養分不足などでも起こるため、地上部だけを見て線虫が原因とは決められません。土の中に線虫がいるだけで必ず被害が出るわけでもなく、種類や密度、芝種、根の健康状態で影響は変わります。
管理では、症状のある場所と比較的健全な場所から根域の土や根を複数点採取し、専門の検査で線虫の種類と量を確認します。見た目は疑う入口で、根と土の検査が診断の中心です。
ゴルフ百科へ
最終更新