害虫・雑草管理/IPM
ゴルフ場は、害虫を見つけたらすぐ農薬をまくの?
見つけたら即散布、とは限りません。多くのコースでは害虫の種類・発生量・被害場所を確認し、芝やプレーへの影響が許容範囲を超えそうなときに必要な対策を選びます。
ゴルフ場では、害虫を見つけた瞬間に必ず農薬を散布するわけではありません。総合的病害虫・雑草管理(IPM)の考え方では、まず何の害虫かを見分け、どの場所にどれくらいいて、芝やプレーへどの程度影響しそうかを継続して確認します。
対策が必要な水準に達していなければ、刈込み・灌水・施肥などの管理を整えながら経過を見ることがあります。対応が必要になった場合も、対象に合う方法を選び、可能なら被害場所を絞って処理します。薬剤は重要な手段の一つですが、監視、耕種管理、生物的・物理的な対策などと組み合わせて使います。
許容できる被害量も場所で違います。転がり品質が重要なグリーンは小さな被害でも早めの対応が必要になりやすい一方、プレーへの影響が小さいラフでは一定量を許容できる場合があります。
目標は「害虫ゼロ」ではなく、芝の健康とプレー品質を保てる範囲で必要な対策を選ぶことです。
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