バンカーの 砂を 補充する とき、 別の 産地や 種類の 砂を 混ぜても 大丈夫?
バンカー砂科学
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まず答え
無条件に混ぜてよいわけではありません。既存砂と新しい砂の粒径・粒形・細粒分・排水性などが合うかを調べ、実際の混合比でも物性を確認してから使うのが安全です。古い砂が汚染している場合は、補充より交換が適することがあります。
詳しい解説
バンカーの砂は、見た目の色だけで選ぶと失敗しやすい材料です。粒の大きさ、粒形、細かいシルト・粘土の量、排水性などが変わると、硬さ、足跡の残り方、目玉になりやすさ、雨後の乾き方まで変わります。そのため、既存砂と別産地の砂を「似た色だから」と上から足すだけでは、均一なバンカーにならないことがあります。
USGAは、既存の砂がまだ良好な物性を保っている場合、既存砂と候補の新砂を検査機関で分析し、1:1、1:2、2:1など複数の混合比を実際に作って物性と色を確認する方法を勧めています。採用するなら、新砂を上に層として載せるのではなく、既存砂と十分に混ぜてから再配置します。層ができると、見た目やプレー性に悪影響が出る可能性があります。
一方、既存砂に土、シルト、粘土、有機物が多く混じり、排水や硬さがすでに悪化している場合、新砂を足しても問題を薄めるだけになりやすく、全面交換の方が合理的なことがあります。
したがって判断順は「産地が同じか」より、①既存砂の状態を測る、②候補砂との混合試験をする、③実際のプレー性と排水性を確認する、です。砂の供給元が変わるたびに、以前と同じ名称だから同じ性能だと決めつけない方が安全です。