アイアンヘッド・素材
鋳造アイアンと鍛造アイアンは、作り方がどう違う?
鋳造は溶かした金属を型に流し込んで形を作り、鍛造は金属素材を加熱して圧力をかけながら成形します。どちらが優れているかは製法だけでは決まらず、素材、形状、フェース構造、重量配分まで含めて性能が決まります。
鋳造アイアンは、金属を溶かして型へ流し込み、冷やしてヘッド形状を作ります。精密鋳造では、ワックスで原型を作り、その周囲にセラミックの型を作ってワックスを抜き、溶けた金属を注ぐ方法が代表的です。複雑な形状や細かな重量配分を一体で作りやすいのが特徴です。
鍛造アイアンは、棒材などの金属素材を加熱し、金型で圧力をかけながら段階的に成形します。ミズノの鍛造工程でも、丸棒の鋼材を成形しながらヘッド形状へ近づける工程が使われています。製品によっては鍛造した本体に別素材のフェースなどを組み合わせるため、「鍛造=完全な一枚もの」とは限りません。
鋳造か鍛造かだけで、打感、飛距離、やさしさが自動的に決まるわけではありません。素材、肉厚、重心位置、内部構造、ロフト、振動設計まで含めて最終性能が決まります。製法はヘッド設計の一部として見るのが実用的です。
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