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クリーピングベントとコロニアルベントは、何が違う?

ベントグラス種・生育型

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まず答え

どちらも寒地型のですが、別の草種です。クリーピングベント(Agrostis stolonifera)はほふく茎で横に広がり、低く刈った密な面を作りやすいためパッティンググリーンで広く使われます。コロニアルベント(Agrostis capillaris)は葉がより立ち気味で、短い地下茎や短いほふく茎で広がり、利用場所や管理の向きが異なります。

詳しい解説

クリーピングベントとコロニアルベントは、「同じベントの品種違い」ではなく別の草種です。クリーピングベントはAgrostis stolonifera、コロニアルベントはAgrostis capillaris(古い資料ではA. tenuis)とされます。

二つは別の草種です。図は広がる茎の位置を区別する模式例で、クリーピングベントの地表のほふく茎と、コロニアルベントの短い地下茎を示します。コロニアルには短いほふく茎が生じることもあり、破線で条件付きに表しています。根・葉・茎の比率や外観は実物の再現ではなく、種や品種の同定、グリーンスピードや管理の優劣の判定に使いません。

一番分かりやすい違いは広がり方です。クリーピングベントは地表を這うほふく茎で広がり、低く刈ると密で寝た芝面を作ります。この性質からパッティンググリーンで多く使われますが、ほふく茎由来のがたまりやすく、砂の目土や更新作業などの管理も重要です。コロニアルベントは細葉で葉が立ち気味になり、短い地下茎を持ち、そこから短いほふく茎を出すこともあります。涼しい環境に適しますが、強いでは傷みやすく回復も遅いとされます。

ただし「クリーピングなら必ず速い」「コロニアルなら管理が楽」とは言えません。実際の転がりや品質は、品種、、気候、病害、施肥、水分、利用場所で変わります。ベントグラスを比べるときは、まず草種が何かを分け、その上で自分の地域と用途に近い品種試験を見るのが安全です。