サッチ・表層有機物
グリーンの「サッチ」って何?多いと何が悪い?
サッチは、芝の緑の葉と土の間にたまる、生きている・枯れた茎や根などの有機物の層です。少量なら悪者ではありませんが、増えすぎると水を抱えて表面が軟らかくなり、ボールマークや足跡、転がりの乱れ、芝の根や病害管理の問題につながりやすくなります。
サッチは、芝の緑の葉と土の間にたまる、生きている・枯れた茎や根などの有機物の層です。少量ならクッション性や芝面の安定に役立つため、サッチ自体が悪いわけではありません。
問題は増えすぎた時です。有機物は水をスポンジのように抱えやすく、表面が軟らかく湿りやすくなります。その結果、深いボールマークや足跡が残りやすく、転がりの滑らかさや均一性も崩れやすくなります。根域の通気や水の動きが悪くなり、浅い根や一部の病害・害虫のリスクにもつながります。
管理では、窒素を必要以上に増やして芝の生育を過剰にしないこと、定期的な目砂で有機物を砂により希釈すること、必要に応じてエアレーションなどを組み合わせます。ただし「サッチはゼロが理想」でも「○%なら全国共通で適正」でもありません。芝種や根域、管理目標によって適量が違うため、同じ方法で継続測定し、硬さや水分、転がりと合わせて判断します。
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