ゴルフ百科事典

芝管理でいう「刈高」とは、何を表す数字?

刈込み・刈高

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まず答え

は、芝をどの高さで刈りそろえるかという管理上の基準です。グリーン、フェアウェイ、ラフで狙う高さは異なり、同じ数字でも、機械の設定、地面の凹凸などで実際の芝面の高さは少し変わります。低いほど常に良いわけではありません。

詳しい解説

刈高は、芝刈り機で芝をどの高さに切るかを示す管理上の基準です。ゴルフ場では、パッティンググリーン、ティー、フェアウェイ、ラフなどで求めるプレー性が違うため、それぞれ異なる刈高を設定します。一般にグリーンが最も低く、ラフは高く管理されます。

刈取ユニットが沈むと、整備台での設定が同じでも実際の刈る位置が低くなり得ます。図の破線は沈む前の共通基準面で、ユニット全体を同じ量だけ下げています。実機の形状・設定寸法・芝の変形量は再現していません。

ただし、機械を整備台の上で合わせた「設定上の刈高」と、実際にコースで刈った後の芝面の高さが完全に同じになるとは限りません。USGAは、ベンチ上で同じ設定にした芝刈り機でも、機械の調整や芝面の状態によって実効的な刈高が変わることがあると説明しています。傾斜や凹凸、芝の密度、表層の柔らかさなども実際の切られ方へ影響します。

刈高を下げるとグリーンのボール転がりが速くなる方向へ働きますが、低くすればするほど良いわけではありません。低すぎると葉面積が減り、芝が光合成で作れるエネルギーが少なくなります。さらにや低下、暑さなどへの耐性低下につながることがあります。

そのため適切な刈高は、芝種、季節、生育速度、グリーンの起伏、機械、必要な転がり、芝の健康を合わせて決めます。USGAも、特定の刈高と特定のを一対一で結び付けることはできないとしています。数字だけを他コースと比べるより、そのコースで同じ方法で管理した時の芝の状態とプレー性能を一緒に見ることが重要です。