ゴルフ百科事典

ゴルフ場でいう「ベントグラス」とは?

芝種/ベントグラス

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まず答え

寒地型芝草の一群で、ゴルフ場では特にクリーピングベントグラスがグリーンに広く使われます。細い葉と高い密度を持ち、低いでも滑らかな面を作りやすい一方、暑く湿った環境や強い日陰では管理が難しくなります。

詳しい解説

ゴルフ場で「」と言う場合、グリーンではクリーピングベントグラス(creeping bentgrass)を指すことが多くあります。多年生の寒地型芝草で、ほふく茎を伸ばして広がり、細い葉と高い茎密度を作れるのが特徴です。

USGAは、クリーピングベントグラスは低い刈高に耐え、密で均一なパッティング面を作りやすく、良好な転がりを得やすい芝として説明しています。種や芝で導入でき、摩耗した場所を周囲から広がって埋める力もあります。

一方、寒地型芝なので高温多湿は弱点です。USGAは、クリーピングベントグラスの生育適温は概ね涼しい範囲にあり、暑く湿った夏には根と地上部の生育が落ちやすいとしています。また、日照不足にも強い芝ではなく、樹木などで光が不足すると密度や回復力が低下します。

そのため、ベントグラスが良いかどうかは芝の品質だけでなく、地域の夏の気温、日照、風通し、水分管理、病害圧、維持できる管理資源で決まります。『高品質グリーン用だから全国どこでも最適』という芝ではありません。