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グリーンの「硬さ」と「表面強度」は同じもの?

グリーン性能/硬さ・表面強度

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まず答え

同じではありません。硬さは一定の衝撃に対して表面がどれだけ沈み込むかという性質で、表面強度はボール着弾や交通を受けたときに芝面が裂けたり崩れたりしにくい度合いです。測定では硬いグリーンでも、表面強度が弱ければ深いが出ることがあります。

詳しい解説

グリーンの「硬さ」と「表面強度」は、どちらもボールが着地したときの反応に関係しますが、同じ性能ではありません。

硬さは測定条件での変形しにくさ、表面強度は衝撃やせん断等を受けても形を保つ性質として分けて見ます。硬さの数値だけで着弾時の裂けやボールマークの大きさは決まらず、実際の状態も確認します。図は特定の試験器の構造図ではありません。

USGAのGS3では、本体を専用の落下治具と組み合わせて一定条件で落とし、治具が芝面へ沈み込む深さで硬さを数値化します。沈み込みが小さいほど、一般には硬い面と評価されます。水分量、表層有機物、根域材の物理性などが硬さに大きく影響します。

一方、表面強度は、芝面が衝撃やせん断力を受けたときに、裂けたり押しずれたりせず形を保てるかという性質です。USGAは、測定上は硬いグリーンでも大きなボールマークができる場合があり、そのときは硬さとは別に表面強度が弱い可能性を示しています。表面強度には有機物量、更新作業直後の状態、生育環境、交通量、などが関係します。

そのため、着弾を受け止める性能を評価するときは「硬さの数値だけ」で決めません。硬さ測定に加えて、ボールマークの形や大きさ、芝面の裂けやすさ、交通後の傷み方も見ます。硬さと表面強度を分けて考えると、「数値上は硬いのにボールマークがひどい」といった状態を説明しやすくなります。