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ボールマークは、グリーンが柔らかいほど必ずひどくなる?

グリーン性能・ボールマーク

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まず答え

柔らかく湿ったグリーンではが深くなりやすいですが、「柔らかいほど必ず損傷が大きい」とは限りません。表面の強さ、有機物量、や、歩行量などでも傷の広がりと回復が変わり、硬く測れる面でも大きな傷が出ることがあります。

詳しい解説

グリーンへ高い球が落ちたときのボールマークは、表面の硬さだけで決まるものではありません。水分が多く軟らかい面は、ボールが着地したときに深くへこみやすいため、一般には深いボールマークが増えます。

実際、クリーピングベントグラスの試験では、水分が高いほどボールマークの深さが大きくなる関係が確認されました。一方で、その研究ではローリングや乾燥で比較的硬くなった面でも、芝葉や表層が傷んだ面積が大きくなる場合がありました。つまり「へこみの深さ」と「芝が裂けたり傷んだりする面積」は同じ指標ではありません。

USGAも、飽和したグリーンではボールマークが悪化しやすい一方、硬く測れるグリーンでも表面強度が不足していれば大きな傷が出ると説明しています。表層有機物が多すぎるとスポンジ状で軟らかくなりやすいですが、逆に有機物を極端に少なくすると表面の弾力や結合が不足し、着弾時に芝が裂けやすくなることがあります。

管理作業も影響します。低い刈高、頻繁なローリング、歩行や機械交通が重なると、環境ストレス下では傷の回復が遅れることがあります。研究では、強い交通と管理負荷の組み合わせでボールマークが50%回復するまでの時間が長くなりました。

そのためボールマークを評価するときは、硬度計の数値だけでなく、土壌水分、へこみの深さ、芝の裂け方、表面有機物、交通量、回復日数を分けて見ます。軟らかさは重要な要因ですが、良いグリーンは単に「硬ければ傷まない」のではなく、適度な硬さと十分な表面強度を両立していることが重要です。