40分ほど パット練習を した 後の フルスイング変化は、 男女で 同じ?
セグメント協調・疲労と男女差
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まず答え
同じとは言えません。熟練男性19人・女性17人を40分のパット練習前後で3D計測した研究では、女性群の方が骨盤・胸郭の向きや角速度に大きな前後変化がみられました。ただし特定条件の熟練者を比べた群平均で、女性なら必ず同じ変化が出るという意味ではありません。
詳しい解説
長くパット練習をした後は、フルスイングの身体の動きが練習前と同じとは限りません。また、その変化の出方は男女で同一とも限りません。
Horanらの2014年研究では、熟練男性19人と女性17人を対象に、40分のパット練習の前後でフルスイングを3次元計測し、骨盤と胸郭の向きや角速度を比較しました。
その結果、女性群では、パット練習後に骨盤・胸郭の姿勢や回転速度に、男性群より大きな前後変化が複数確認されました。研究全体の結論も、持久的なパット練習は女性の胸郭・骨盤運動へ男性より大きく影響した、というものでした。
ただし、すべての動作成分で男女差が出たわけではありません。また、これは40分という特定のパット練習を行った熟練者の群比較です。女性全員が疲れやすい、男性ならフルスイングが変わらない、という一般則にはできません。年齢、体力、練習姿勢、普段の運動量でも反応は変わり得ます。
実用上は、長時間のパット練習後にフルスイングを評価するなら、練習前の数値をそのまま基準にせず、その日の打点・球筋・クラブ速度と一緒に骨盤・胸郭の動きを見直します。性別だけで理想動作を決めるのではなく、同じ本人の練習前後差を確認するのが安全です。