運動学習・練習中成績/保持
練習中にミスが増えたら、上達していない?
いいえ。課題を難しくしたり条件を変えたりすると、その場の成功率が下がっても、後日の保持や別条件への転移が良くなる場合があります。
練習中のミスが増えたことだけでは、上達していないとは判断できません。運動学習では、その場でうまく打てる「練習中の成績」と、時間を空けても再現できる「保持」、別の距離や条件でも使える「転移」を分けます。
ランダム練習など課題の切り替えを増やすと、練習中は難しくなって成功率が下がる一方、保持や転移が良くなる研究があります。ただ、スポーツ現場では効果が小さい・一貫しない統合研究もあり、ミスを増やすこと自体が目的ではありません。
見るべきなのは、難しくした結果として何を学べたかです。練習中の当たりだけで評価せず、時間を空けた同じ課題と、条件を変えた課題で結果が残るかを確認します。ミスだけ増えて後日も改善しないなら、課題が難しすぎる可能性があります。
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