ゴルフ百科事典

ドライバーと7番アイアンで、グリップ圧のパターンは変わる?

グリップ・圧力

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まず答え

大きさや細かなは変わり得ますが、同じ人ではクラブが変わってもグリップ力の時間波形に強い共通性が確認されています。低ハンデ8人の研究では、7番アイアンとドライバーの力波形の相関は高く、クラブごとに完全に別の握り方になるとは言えません。

詳しい解説

は、クラブを握る力がスイング中にどう増減するかを見る指標です。クラブがドライバーからアイアンへ変われば、長さ、重さ、慣性、振り方が変わるため、握る力も全く同じになるとは限りません。

LanglaisとBrokerの2014年研究では、ハンデ0〜7の低ハンデゴルファー8人が、自分のドライバーと7番アイアンを振り、左右の手と手の部位ごとのグリップ力を計測しました。参加者ごとに力の大きさやピークの時期には違いがあり、スイング中のグリップ力は大きく変動しました。

一方で重要なのは、同じゴルファーの7番アイアンとドライバーを比べると、グリップ力の時間波形に高い共通性があったことです。研究では両クラブの力波形の相関が高く、決定係数はr²=0.86でした。つまり、クラブが変わってもその人固有の握る力の出し方はかなり残る一方、絶対値や細かな位相は完全一致しない、という結果です。

また、この研究では主な力がリード手、とくに小指側の3本の指から生じる傾向も確認されました。ただし対象は低ハンデ8人と少なく、この配分を全ゴルファーの理想値にはできません。

実用上は、クラブ別にグリップ圧を見るとき、単発の最大値だけでなく、アドレスからインパクトまでの波形、左右手の配分、ピーク時刻を同じ人の中で比較します。ドライバーだけ極端に波形が崩れる、特定クラブだけ左右差が大きく変わる、といった個人内の差は確認材料になりますが、他人の波形へ合わせることを目標にはしません。