ゴルフ百科事典

グリップ圧の「タイミング」って何?スイング中ずっと一定がいい?

グリップ・圧力タイミング

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まず答え

のとは、スイングのどの局面で握る力が増えたり減ったりするかという時間的な変化です。実測研究ではグリップ力はスイング中に大きく変動し、熟練者でも人によって波形が異なります。一定に保つことを全員共通の正解にはできません。

詳しい解説

グリップ圧の「タイミング」は、アドレスから、切り返し、ダウンスイング、インパクトへ進む中で、両手や各指の握る力がいつ強まり、いつ弱まるかを見る考え方です。単に「何割の強さで握るか」という絶対値とは別の指標です。

BrokerとRameyは、クラブのグリップに薄い圧力センサーを取り付け、スイング中の両手・各部位の力を時間に沿って測定しました。提示された熟練者のデータでは、力は一定ではなく局面ごとに変化し、左手側の寄与やインパクト付近での変化も確認されています。つまり、実際のスイングでは「最初から最後まで同じ力で握り続ける」という単純な波形にはなりません。

Komiらは20人のゴルファーを測定し、各人の総グリップ力の時間波形には高い再現性がある一方、波形そのものは人によって大きく異なると報告しました。LanglaisとBrokerも低ハンデ8人を対象に、7番アイアンとドライバーでグリップ力の大きさとタイミングを比較し、個人内ではパターンが比較的再現される一方、参加者間では大きさや位相に明確な違いがあることを示しました。

したがって、グリップ圧を見るときは「弱く握る」「一定にする」だけで判断せず、同じ人が同じクラブで複数回振ったときに、どの局面で力が増減するか、そのパターンが再現されているかを分けて見ます。研究は特定の圧力波形を全員共通の理想として示しておらず、タイミングだけから球筋やミスの原因を断定することもできません。