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プレショットルーティンを6週間練習すると、ドライバーの飛距離や方向性ははっきり良くなる?

プレショットルーティン・実行

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まず答え

少人数の研究では、はっきりした改善は確認されませんでした。平均ハンデ約4.9のアマ15人を3群に分け、6週間・週3回練習したところ、プレショットルーティン群を含め、ヘッドスピード・飛距離・方向精度に統計的に明確な改善は出ませんでした。ただし各群5人なので「効果がない」とまでは言えません。

詳しい解説

プレショットルーティンは、毎回の準備を一定にして実行へ入りやすくする方法ですが、数週間練習すればドライバーの飛距離や方向性が自動的に大きく改善するとは限りません。

Yeeminらの2020年研究では、平均年齢19.7歳、平均ハンデ4.87のアマチュア15人を、①動的ウォームアップ+ゴムバンド抵抗運動+プレショットルーティン、②プレショットルーティンのみ、③動的ウォームアップ+ゴムバンド抵抗運動、の3群に分けました。各群は6週間、週3回、非連続日に練習しました。

前後にドライバーを10球ずつ打ち、ヘッドスピード、飛距離、方向精度を比較しました。その結果、3群間の差はヘッドスピードでp=0.33、飛距離でp=0.83、方向精度でp=0.72となり、統計的に明確な差は確認されませんでした。また各群の介入前後比較でも、3項目に明確な改善は確認されませんでした。

プレショットルーティンのみの群では平均値としてヘッドスピードが0.19mph、飛距離が10.79yd増えましたが、いずれも統計的に明確ではありません。数値が増えたことと、介入効果が確認されたことは分けて考える必要があります。

この研究は各群5人と非常に少なく、期間も6週間です。そのため「プレショットルーティンは飛距離や方向性に効かない」と結論するには弱い設計です。実用上は、ルーティンを飛距離アップの直接手段というより、構え・狙い・実行手順を安定させる仕組みとして使い、効果は本人の散らばりや打球結果を継続的に測って判断するのが安全です。