グリーンの 目砂は、 何日 おきに 入れればいい?
目砂・トップドレッシング
まず答え
固定の日数では決めません。生育期は7〜14日ごとの軽い目砂がよく使われますが、芝の生育量、1回の砂量、表層有機物、砂が前回分から残っていないかを見て間隔を調整します。
詳しい解説
目砂(トップドレッシング)は、決めた日数ごとに機械的に行う作業ではありません。目的は、芝が作る有機物を砂で希釈しながら、表面を滑らかで適度に締まった状態に保つことです。そのため、砂を入れる速さは芝が有機物を作る速さに合わせます。
USGAは、クリーピングベントグラスやウルトラドワーフ・バミューダグラスのグリーンでは、生育期に7〜14日ごとの軽い目砂を行う管理例を紹介しています。ただし、これは全国共通の固定周期ではありません。生育期間が長く、窒素供給が多く、芝の成長が旺盛な条件ほど年間に必要な砂量は増えやすく、低温期やストレスで生育が鈍い時期は量や頻度を下げます。
1回の砂量と頻度はセットで考えます。頻度を上げるなら1回量は軽くし、間隔を空けるなら1回量は増えやすくなります。ただし、一度に多く入れすぎると砂が表面に残ってボールロールを乱し、芝刈機の刃も傷めやすくなります。USGAは、前回の砂がまだ目立って残っている場合は、次回を延期するか散布量を減らすことを勧めています。
長期試験でも、クリーピングベントグラスへ10〜14日ごとに目砂を行い、散布量や砂粒径の違いによって水分や表面硬さが変化することが確認されています。つまり重要なのは『何日おき』という数字だけでなく、年間にどれだけ砂を入れるか、どのくらい有機物がたまっているか、芝が今どれだけ伸びているかです。
実務では、生育期は7〜14日程度を出発点にしつつ、刈草量、表層有機物、砂の残り方、プレーへの影響を継続して見て調整します。目砂の間隔はカレンダーで固定するのではなく、芝の成長と表面状態に合わせて変えるのが基本です。