目砂・有機物管理
グリーンに砂をまく(目砂)のはなぜ?
主な目的は、芝の表面近くにたまる有機物を砂で薄め、グリーンを滑らかで適度に締まった状態に保つことです。少量の砂を定期的に入れると、水を抱えすぎるスポンジ状の層を抑え、ボールマークや足跡が残りにくく、転がりも安定しやすくなります。
目砂(トップドレッシング)は、グリーン表面へ薄く砂を散布する管理作業です。芝は成長する過程で根や茎、葉などの有機物を表面近くに残します。これが増えすぎると水を抱えやすいスポンジ状の層になり、表面が柔らかく湿りやすく、深いボールマークや足跡、凹凸が残りやすくなります。
少量の砂を定期的に入れると、その有機物を砂で薄めながら、表面の小さな凹凸も埋められます。その結果、グリーンを滑らかで適度に締まった状態に保ちやすくなり、転がりの安定にもつながります。目砂の目的は単に「グリーンを速くする」「乾かす」ことではなく、芝の健康とプレー性能を長期的に両立させることです。
エアレーション後に穴へ砂を入れるのも目砂の使い方の一つですが、穴を開けない時期にも軽い目砂は行われます。つまり、エアレーションの後処理だけではなく、日常的な有機物管理と表面調整の役割があります。
ただし、砂は多ければ多いほど良いわけではありません。一度に多く入れれば一時的にボールの転がりを乱したり、芝刈り機へ負担をかけたりします。適切な量・頻度や砂の粒径は、芝の生育量、根域の状態、季節、管理方針に合わせて調整されます。
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