ゴルフ百科事典

ハンディキャップインデックスが短期間に急上昇しすぎるのを抑える仕組みはある?

ハンディキャップ

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まず答え

あります。世界ハンディキャップ制度では、Low Handicap Indexを基準に、3.0を超える上昇分を半分に抑えるソフトキャップと、上昇幅を最大5.0に制限するハードキャップを使います。基準は記録上の最新スコアをプレーした日からさかのぼる365日間で、適用には少なくとも20件の認められるスコアが必要です。

詳しい解説

世界ハンディキャップ制度には、調子を崩した短期間だけでが大きく上がりすぎないようにする「ソフトキャップ」と「ハードキャップ」があります。

基準になるのは、現在値だけではなく「Low Handicap Index」です。これは、スコア記録上の最新スコアをプレーした日からさかのぼる365日間で最も低かったハンディキャップインデックスです。少なくとも20件の認められるスコアが記録されると確立します。今日から365日とは限らず、長期間プレーしていないと、計算に使う基準値が今日から見て365日より前の値になることもあります。新しく計算された値がこの基準よりどれだけ高いかを見て、上昇を制御します。

USGAのRule 5.8では、上昇幅が3.0を超えたところからソフトキャップが働きます。3.0を超えた部分は50%に抑えられるため、たとえば計算上3.4上がる場合、実際の上昇は3.2になります。

さらに、ソフトキャップ適用後でもLow Handicap Indexより5.0を超えて高くなる場合はハードキャップが働き、上昇幅は最大5.0に制限されます。下がる方向には同じ上限制限はありません。

ただし、けがや病気などで実力が実際に大きく変化した場合、クラブのハンディキャップ委員会は事情を確認してキャップを上書きできる場合があります。また、Low Handicap Indexがまだ確立していない段階ではキャップは適用されません。

つまり、悪いスコアが続けばハンディキャップは上がりますが、短期間の不調だけで過去の実力水準から極端に離れないよう自動的な安全装置が入っています。