芝の NDVIは、 どう 計算して 値を 読む?
リモートセンシング・NDVI
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まず答え
赤色光と近赤外光の反射から、NDVI=(近赤外−赤)÷(近赤外+赤)で計算します。植生の反射の特徴を表す指数で、病気や水不足を直接確定する値ではありません。
詳しい解説
NDVIは、赤色光と近赤外光の反射の違いを数値にした植生指数です。USGSが示す基本式は、NDVI=(近赤外の反射率−赤色の反射率)÷(近赤外の反射率+赤色の反射率)です。
センサーで同じ場所の赤色と近赤外の反射を測り、対応する値から計算します。緑の植物は赤色光をよく吸収し、近赤外光を強く反射するため、その差が大きいほどNDVIは高くなりやすくなります。普通のカラー写真の緑色の濃さを、そのままNDVIと呼ぶことはできません。
たとえば近赤外の反射率が0.5、赤色が0.1なら、(0.5−0.1)÷(0.5+0.1)で約0.67です。これは式の計算例で、0.67を芝の合格値や健康の境界として示したものではありません。
通常の反射率から計算するNDVIは−1から1の範囲をとり、緑の植生では正の値になりやすくなります。ただし芝種、被覆の密度、背景の土壌、撮影や補正の条件で変わるため、「何点以上なら必ず健康」という共通の基準にはできません。値が低い理由も、水不足だけとは限りません。
芝管理では、比較するセンサーや処理条件をそろえ、その場所自身の過去値や周囲から外れた変化を探します。表示値の単位やスケールも確認し、変化した場所は水分計や目視などで現地確認します。NDVIは芝の状態を調べる入口で、根や病原菌を直接測る診断値ではありません。