芝の 「耐乾燥性」って、 何を 見て 判断する?
芝品種・環境耐性
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まず答え
水を減らしたときに、しおれ・葉枯れ・休眠・被覆低下がどれだけ抑えられ、給水後にどれだけ回復するかを見ます。同じ草種でも品種差があるので、少雨時の見た目だけではなく、条件をそろえた比較試験を確認するのが基本です。
詳しい解説
芝の耐乾燥性は、水不足の状態でも芝がどれだけ機能と被覆を保ち、ストレス後に回復できるかを見る性質です。NTEPでは、乾燥ストレスに対して「しおれ」「葉枯れ」「休眠」「回復」などを評価項目として扱っています。
ここで注意したいのは、茶色くならない芝だけが優秀とは限らないことです。芝は水不足時に休眠して水消費を抑えることがあり、その後の降雨や散水で回復できれば、休眠も一つの生存戦略です。したがって、緑色維持だけでなく、被覆の維持や回復まで分けて見ます。
また、同じ草種でも品種によって差があります。NTEPは水使用量・乾燥耐性試験を地域ごとに行い、異なる灌水量で品種を比較しています。こうしたデータは、単なる宣伝文句より具体的な比較材料になります。
ゴルフ場で品種を選ぶときは、耐乾燥性だけでなく、その場所の気候、土壌、根域、日照、刈高、踏圧、必要なプレー品質も一緒に見ます。水を減らしても品質を保てる品種が、別の地域や別の刈高でも同じように機能するとは限りません。