芝の 「耐暑性」って、 何を 見て 判断する?
芝品種・環境耐性
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詳しい解説
芝の耐暑性は、高温条件にさらされたときに、芝がどれだけ生育と被覆を維持できるかを見る性質です。NTEPの評価資料では、高温による根の傷み、地上部の生育停滞、芝の薄化や枯死などを観察し、耐暑性を評価します。
重要なのは「夏でも緑だから耐暑性が高い」と単純化しないことです。高温で葉色が残っていても根が弱る場合があり、逆に見た目の変化があっても回復力を持つ品種もあります。ゴルフ場では刈高、日照、風通し、土壌水分、病害、踏圧なども重なるため、耐暑性は単独で決まりません。
芝種による大きな傾向もあります。USGAは、暖地型芝は一般に高温条件へ強く、寒地型芝は比較的低い温度域で生育しやすいと説明しています。ただし、同じ草種でも品種ごとの差があります。
品種選びでは、カタログの「暑さに強い」という表現だけでなく、NTEPなど複数地域の比較試験で、高温期の品質、密度、傷み、回復のデータを確認します。自分のコースと気候・用途・刈高が近い試験ほど判断材料として使いやすくなります。